老後の生活は未知との出会い、これから何をしようと悩める贅
沢でもある、老後の生活は単調とはいえ昨日と同じ今日もない
し今日と同じ明日もない。
家族と過ごす時間、地域とのかかわり、趣味に没頭する時間、
明らかに仕事をしてる時とは違う時間、楽しまなければ損、
そして時々街中に出て刺激の風に吹かれるのが私は好きだ。
コーヒーショップや本屋で時間を過ごす、雑踏のなかで耳に
する人々のさりげない会話、群衆のなかで安らぎを感じる瞬
間、明らかに会社員時代とは違う、そこには人間や社会の濃
やかな景色が見えてくる、これも定年後ならではの楽しみで
もある、そんな楽しみを私は老後の小さな贅沢な時間だと思
っている。