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団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

高齢世帯の平均貯蓄2414万円は本当だろうか?

2025年03月29日 | 老後のお金

高齢世帯(二人以上の世帯)の平均貯蓄2414万円と発表さ

れたが「老後2000万円問題」では老後に2000万円が必

要といわれるだけに、この数字を見ると高齢者は裕福なんだ、

老後は安泰なんだと若い世代は思うかもしれない。

 

しかしこの2414万円は貯蓄額の高い世帯によって引き上げ

られている、1億以上の貯蓄額の高齢者が約2割いる一方、4

00万円未満も約2割いるのが現状である、現に中央値(貯蓄

額の低い世帯から高い世帯へ順番に並べた際に中央に位置する

世帯の値)は1677万円だった、平均よりかなり乖離してる

が現実はもっと低いと思う、というのは一人暮らしの630万

人は除外されているからだ。

 

少数の高齢者が富の多くを占めている一握りの富裕層が全体の

数字を押し上げてる高齢者の実態、まるでビジネスの場でよく

いわれる80対20の法則にあてはまる、全体の20%の人が

80%のお金を所有してるというパレードの法則である、だか

ら多くの高齢者は高齢世帯の平均貯蓄2414万円は本当だろ

うか?と思うだろう。