goo blog サービス終了のお知らせ 

団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

たぶん後悔も人生なのだ

2022年05月12日 | 生き方

「かつて私は自分の父親が死んだとき、どうしてもっと話を聞

いておかなかっただろうと後悔した、父のことをほとんど何も

しらなかった、だが生きていくというのは、そうした後悔を無

数にしながら歩むことなのだろう、後悔なしに人生を送ること

などできない、たぶん後悔も人生なのだ」

 

これは作家の沢木耕太郎氏が亡き父について語った言葉である、

同世代として私も11年前に亡くなった父に対し同じ思いを抱

いていただけに共感するものがあった、私の父は小さい頃は厳

で近寄りがたい存在だった、話しやすくなったのは社会人に

ってからで、無口な父がなにかと気を使って話かけてくる感

だった。

 

人は他人の内面を知ることができるのだろうか、私は無理だと思

う、どれほど長いつきあいでも親子でもそれは同じで人の心の内

側をのぞくことなど誰にも出来ないよう気がする、それでもせめ

て認知症になる前にもっと話を聞いておけばよかったと11年経

っても後悔している。