団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老いた親とは距離をとりながら寄り添う

2022-05-19 05:31:47 | 

11年前父が亡くなってから母は一人暮らしになった、それか

ら9年間母が亡くなるまで月2回離れた実家に通い続けた、一

緒に同居という提案もしたこともあったが母は乗り気でなかっ

た。

 

90歳になってからの転居、それまで住んでた場所での友人や

近所、デイサービス、ケアマネジャー、かかりつけ医との関係

が途絶えてしまう、そして見慣れた景色馴染んだ食べ物の味、

生活のリズムやスタイルの違い、今思えば半世紀以上も住み慣

れた街を離れることは間違いなくストレスになったことだろう

結局母は今までどうり一人暮らしを選択した。

 

私自身同居が必ずしも幸せとは限らないと思ったことも確かで

、ただ毎日一定の時間に安否確認の電話は高齢者施設に入居

るまでの7年間一日も欠かさず続けた、距離を取りながら精

一杯寄り添う、母にとってギリギリまでひとり暮らしだったこ

とが正解だと思っている。