今から35年前、朝日新聞の天声人語「20歳の創造力」とい
うコラムの中でアメリカのミュージシャンでノーベル文学賞を
受賞したボブ・ディランのことに触れていた、彼がが名曲「風
に吹かれて」を作ったのが20歳の時である。
20歳前後は人間が一番爆発的な想像力を示しうる年齢だとい
われてる、子供のときから放浪を重ね20歳という年齢とニュ
ーヨークの街と反戦運動との出会いが生んだ歌こそ「風に吹か
れて」である〚何回弾丸の雨がふったら/武器は永遠に禁止さ
れるのか/いくつの耳をつけたら為政者は/民衆の叫びが聞こ
えるのか?〛
天才だから言葉があふれでるのだろうか?その爆発的な創造力
は天才だけが持ってるのだろうか?そんなことはない、程度の
差はあってもそれは多くの若者の心の中にあると書かれてる、
確かに思い起こせば20歳前後は感性が豊かである、そしてそ
の創造力は年老いても誰の心の中にもあると私は信じたい、ち
なみに35年前の新成人は140万人、今年令和4年の新成人
は120万人である。