教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

知名度期待、スポーツ選手やOB擁立ラッシュ

2010年05月11日 13時31分05秒 | 国際・政治
 『夏の参院選に向け、各党のスポーツ選手やOBの擁立ラッシュが続いている。 知名度が高く清新な印象が「即戦力」になると見て、無党派層の票獲得を期待しているためだ。 民主党は五輪メダリストを3人そろえた。10日に発表された柔道の谷亮子氏(34)と、元体操選手の池谷幸雄氏(39)を比例選に、競輪選手の長塚智広氏(31)を茨城選挙区から、擁立する。 プロ野球界からも引っ張りだこだ。自民党は、比例選で読売巨人軍前監督の堀内恒夫氏(62)、秋田選挙区には近鉄、巨人などで活躍した石井浩郎氏(45)を立てた。たちあがれ日本も、元巨人の中畑清氏(56)を比例選で擁立する方針だ。国民新党はプロレスラーの西村修氏(38)を比例選候補として公認した。
 スポーツ選手などの候補者がいないみんなの党の渡辺代表は10日、「アジェンダ(政策課題)のもとに集まった覚悟の集団というのが最低条件だ」と語り、けん制した。』5月11日7時35分配信 読売新聞
夏の参院選に向け、各党のスポーツ選手やOBの擁立ラッシュが続いている記事を読んで、以前の参議院選挙全国区制度のタレントや芸能人、有名人を擁立した時代と類似し変わらなくなって来ているのではないでしょうか。政権を交代した民主党も野党になった自由民主党もこの夏の参議院選挙に勝たなくてはならないと言う意気込みでしょうが。参議院比例区で得票率を上げ、単独過半数を獲得する為に血眼になっているのでしょう。結局は、法律案を通すのに採決際の頭数が必要と本音を吐いた自由民主党有力衆議院議員も以前いましたが。その時に吹く風によって当選する陣笠代議士がまだまだ日本には必要なのでしょうか。国政選挙に勝ちさえすれば良いと言う「権謀術策」の世界が政治の世界で、政権が交代した今年の夏参議院で国民がどう審判を下すの結果を見ないと分かりません。数は、力なりの世界です。お金や知名度の高いスポーツ選手やOB、有名人、タレントで無いと参議院議員選挙に出て勝てないようでは、政界浄化や金権政治との決別は出来るのでしょうか。参議院は「良識の府」で有ると言うこと忘れて有名スボーツ選手の立身出世の場の提供にならないでしょうか。みんなの党の渡辺代表の「アジェンダ(政策課題)のもとに集まった覚悟の集団というのが最低条件だ」と語ったことも今回の参議院議員選挙の重要な課題です。先頃これまで公約を実現した政権は無いと言われた天下の御意見の渡辺恒三衆議院議員の言葉に、日本の戦後政治の貧困さと国民生活の視点に立って来なかった日本の政治の後進性が如実に表されていると思います。
嘘のないマニフェストと政策課題を掲げ国民の負託に応えないと一時的な人気を得ても国民や無党派層による政党への嫌気と以前のようなタレント離れが起こるのではないでしょか。今度の参議院選挙で当選議員数を減らした政党からは参議院無用論も出て来るのではないでしょうか。
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