教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

私が老舗たち吉を売った理由(1) - 日経ビジネス電子版

2022年07月31日 13時59分00秒 | 社会・経済
2020/03/11 — たち吉の事業譲渡は事実上の倒産でした。経営不振から長期借入金が膨らみ、債務超過に陥って私的整理。その結果としての事業譲渡です。
 
 
Wikipedia
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株式会社 たち吉( - たちきち)は、日本京都市下京区に本社を置く日本企業陶磁器販売会社である。

株式会社たち吉
TACHIKICHI CORP.
たち吉本店(2010年撮影、2011年7月閉店)
たち吉本店(2010年撮影、2011年7月閉店)
種類 株式会社
略称 たち吉
本社所在地 日本の旗 日本
600-8005
京都市下京区四条富小路上ル立売東町21番地
設立 2015年3月31日[1]
業種 小売業
法人番号 2010401114057 ウィキデータを編集
事業内容 和洋陶磁器卸小売
代表者 代表取締役社長 石田章夫
資本金 80百万円
売上高 43億円(2016年3月期)
従業員数 306名
決算期 3月
外部リンク http://www.tachikichi.co.jp/
特記事項:創業:宝暦2年(1752年)
企業情報は新社のデータ。
旧:株式会社たち吉は1949年5月24日設立。
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目次

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概要編集

創業宝暦2年(1752年江戸時代前期)とされる。京焼だけでなく全国各地の陶磁器を仕入・販売しており、2021年現在、全国の百貨店などに30の店舗がある。このような一般消費者向けの販売の他に、企業向けにノベルティ・販促品や業務用食器の企画・販売なども行なっている。

また、かつては京都市の繁華街である四条通に面した位置に本店を構え、ギャラリー陶芸教室を併設するなど文化活動も手掛けていたが、2011年7月には本店を閉店した[2]陶磁器製品の売上高が200億円を超えていた国内でも数少ない会社の一つであり、特に和食器の業界では突出した規模の存在である[3]

しかし、1999年3月期以降は長期借入金が増加し、1999年と2001年に早期退職者の募集を実施[4]。同時期には金融機関から事業計画の策定を求められた[4]。2011年に金融機関からコンサルティング会社を紹介されたが、2012年に陶磁器から鉛が検出された他、下請法違反で公正取引委員会から是正勧告を受けた[5]。2013年3月期には本社ビルを売却したため黒字に転換したが、2014年3月期は再度赤字に転落した[1]

このためたち吉は2015年4月、投資ファンドであるニューホライズンキャピタルが設立した同名の新会社に全事業を譲渡し[6][7][8]、本店を路面店に戻すことを含む再建策が発表された[9]。旧社の岡田高幸社長は事業譲渡当日、従業員に対して「残念ながら、新会社に移籍できるのは従業員の7割ほどです」「部長以上の幹部層の方々は移籍できません。また、人事評価が悪かった方も移籍できません」などと説明していたという[10]。これをもって263年間続いた同族経営に終止符が打たれた。

旧社は新社への譲渡と同時に株式会社四条富小路へ商号変更され、2015年5月19日に解散を決議[1]。四条富小路は同年7月15日に京都地方裁判所へ特別清算を申請し[1]、後に特別清算開始決定を受けた。四条富小路の負債は約28億円。四条富小路は2017年1月13日に法人格が消滅した[11]

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