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茨城県つくば市が来春予定している県内初の公立小中一貫校の開校にあわせ、隣の市立葛城小学校からの転入を認めたところ、全児童の約9割が転校を希望した。葛城小の来年度の新入学児童も今年度の145人から4人に減る見通しで、市も保護者も困惑している。 周辺は、つくばエクスプレス(TX)研究学園駅を最寄り駅とする宅地の開発で、近年、人口が急増。葛城小に通う児童も2007年の215人から今年6月には542人に増加した。 人口増に対応するため、市は09年、葛城小学区の北部に小中一貫教育の春日小中学校(仮称)を新設することを決定。主に現葛城小学区の北は春日小中、南部は葛城小のままと新たな学区を定めた。 しかし、市教育委員会は「隣の学区の学校に通いたい児童や保護者が双方に多数おり、希望を尊重したい」として、当面の間は現葛城小学区の全域で、どちらの学校も選べるようにした。 そのうえで今年6月、葛城小児童の保護者に通学先の希望を調査したところ、約89%の481人が春日小中への転校を希望。これまで通り葛城小に通うと回答したのは計60人だった。その後も転校希望は増え、来年度の在籍見込みは新1年生を加えても54人(8月末集計)。一方、春日小中は、一部転校が認められる吾妻小と吾妻中、手代木中の児童・生徒も含め815人になる見通しだ。 市教委や保護者の話によると、当初は「少なくとも100人以上は葛城小に残る」とみられていたが、小中一貫校への期待に加え、東日本大震災で葛城小の体育館や校舎が被災したことで、新しい学校を選びたいという機運が保護者や児童の間に高まった。さらに、友人と離れるのを嫌った児童らが雪崩式に春日小中を選んだという。 調査の結果を受け、葛城小に残る児童の保護者からは「複式学級になるのでは」「きちんとした教育ができるのか」「市がどちらでも選べるようにしたのが誤りだった」といった不安や批判が続出。「葛城小就学希望保護者会」を結成し、25日夜の会合で、学区に関する弾力的な運用の中止や十分な教育体制の確保、春日小中への希望者を葛城小へ誘導するなどの対策をとるよう市教委に求めた。 市教委は「児童や保護者の希望を第一にどちらにも通えるようにしたが、こんな結果になるとは」と困惑。「新年度に向けた教職員の配置や備品の準備を変更するだけの時間がない。今さら新たな基準をつくれば、余計に混乱する」と話し、新年度は児童らの希望をそのまま受け入れる方針だ。少人数になる葛城小については「1学年1クラスの維持に必要な教員の配置を県教委に働きかけるなど、教育内容が低下しないよう最大限努める」としている。 保護者会の瀬尾和也代表は「このままでは、せっかく築き上げた地域の活動も崩壊していく。市教委には納得できる対策を求めたい」と話している。(伊藤悟) 』
今回の自然災害の東日本大震災で、葛城小学校の体育館や校舎が被災したことや新しい学校を選びたいという機運が保護者や児童の間に高まりさらに、友人と離れるのを嫌った児童らが雪崩式に春日小・中学校を選んだと言うのは、保護者意向や子供達の希望から仕方がないのでは有りませんか。 葛城小学校の被災した体育館や校舎を直し、小・中一貫校にするのも1つの案と思います。いずれにせよ本当の学習効果と教育成果を見出せるのは、6年後の卒業生が出る春と思いますが。先を急いでもすぐに結果が出ないのが学校教育と思います。昔の諺通、桃栗3年、柿8年です。
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