格言なんて

子どもを不幸にするいちばん確実な方法は、いつでも、なんでも手に入れられるようにしてやることである。

（ジャン・ジャック・ルソー（思想家）：著作「エミール」より）

子どもには大人とちがう物語がある
子どもには大人とちがう世界がある
そして子どもは毎日旅と冒険に出発する
何もかも面白くてしかたないから

谷川俊太郎（1931-　詩人）詩「子ども」より


格言というものは、一面正しく、一面独善的なものです。
上の二つの格言も、「納得！」と頷く人もいる一方で、「じゃ、なんでも奪えばいいのかい。意地汚い子に育つ気がする」「今の子、けっこう現実的で打算的で、もう冒険なんてしないわよ」と言う人もいることでしょう。

あなたはどちら？