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教師になって初めての経験 多忙極まった顛末

2017年04月07日 22時54分59秒 | 教育を考える
 始業式の翌日。つまり新学期の2日目。
 私は、いまだに担当学年の教科書を開いていない。
 教員になって初めてのことだ。
 
 すでに書いてきたことだが、今年の職場の多忙は半端ではない。
 土日明けの3日から私たちの実質的な準備が始まったことや、日程の組み立て方が過密だったこと、学級事務、学年会を何も考えない計画が1番の問題ではあるのだが、それにしても、教室にも行けない、教科書も手にできないといった状況は、異常としか言いようがない。

 
 今日はなんとか年の功で切り抜けたものの(教科書配布、ガイダンス、自己紹介、大掃除など)、月曜からの授業はそうはいかない。

 今日の午後をふり返ってみる。会議などは何も予定は組まれていないのだが、私の仕事を列挙してみると、

 インターナショナルスクールに通い、その休みに私の学校に登校するK君の母親が来校し、今後のこと、休みの間の連絡などを話し合う。→終わってから、図書室に出す「1年間の団体貸し出しの書籍予定」の申し込み内容を検討する。→その途中で、保護者から電話。さっそくの子育て相談である。母親を励まし、本人へのアドバイスについてアドバイス→再び、図書関連の申し込みに戻る→Xさんから、固定時間割作成について相談をされる。去年までの私の担当を引き継いだ同僚。いくつか矛盾点があり、それを直すようにと話す→今日、入学式があったので、卒業生が学校にやってくる。しばし中学校の話をする。→「家庭数」の報告がまだだった。→住所録などを調べて担当に報告→再び卒業生の第2波。担任のこと、部活をなににするか、30分ほどおしゃべりする→月曜日の保護者会の資料を作成する→途中で、月曜から始まる算数のグループ分けについて学年で打ち合わせ→再び保護者会資料→電話あり。アレルギーの子の親との面談の日程について問い合わせ、今日の4時から行うことに。→再び保護者会資料作成に→保健の先生から、月曜の身体計測の確認をという要請で学年で対応→月曜から始まる算数のグループ分けをお願いする→栄養士さんと、アレルギー面談の打ち合わせ。去年の資料を見る。→アレルギー面談。管理職、養護、栄養士、そして私と保護者と児童→そして夕会。学年毎の様子を報告し合う。さまざまな連絡。管理職から「週案を出してください」との発言。「いつやればいいんだ」と心の中で反論→そして、勤務時間を超える→保護者会の資料、作りながら分担をする→入学式に臨時で、教室の椅子を借りたままで、いくつかまだ戻っていないことを担当に報告。他の教室に返却してしまったことが判明。取りに行く。→ほぼ保護者会の資料完成。分担を決める→やっと教室に行き、パソコンとテレビとをつなぐ。この画面で1日の予定を子どもたちに提示をする。→固定時間割検討。まだいくつか矛盾あり→ここで6時半。

 頭の中が固くなってしまい、もう体が仕事を受け付けない。

 みな放り投げて、学校を出る。

 かといって、それでいいわけない。土日に出勤するしかないのだ。

 

コメント
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