あいあいネットワークofHRSのブログ

人間関係づくり・人間力育成の授業

2013年2月20日 高知県黒潮町立大方中学校 授業研究会

2013-02-19 17:36:07 | 研修会

レジメ(携帯用)

今日の大方中学校授業研究会は、あいあいネットワークofHRSにとって記念すべき会となりました。それは、この2年半にわたるコーディネーション校である大方中学校と、昨年からのコーディネーション校である松江市立第一中学校が授業研究会のもとに出会うことができたからです。点が線につながりました。

大方中学校の校内研修会は今日で7回目です。私の今までの活動は大方中学校に支えられてきたと言っても過言ではありません。高知県教育委員会の生徒指導主事育成プログラムからのおつき合いですが、「やる」という姿勢がなければこの段階まで来ることはできません。あいあいネットワークofHRSの年間8時間×3学年=24時間のプログラムを先行実施していただいている大方中学校では、人間関係づくりの授業を進めていくことで、学力向上、自尊感情の向上という成果を上げてきたということを発信しています。(参考:「指導と評価」2013年3月号、黒潮町立大方中学校長:岡崎哲也)

そんな中での授業研究会でしたので、授業者の網師本先生をはじめとする1年生の学年団の先生たちへのプレッシャーも大きかったのではないかと思います。授業を終えての感想ですが、すごく良い授業であったと思っています。それは、授業始めの子どもへの提示と授業の終わりの指導者の言葉というところにあらわれていました。それは絶妙なさじ加減です。ファシリテーションと予定調和の配分です。予定調和が入ると子どもの主体を育てるという部分から離れていくものですし、完全にファシリテーションというものに徹するということは大事なことなのですが、教員も成長過程にあるとすれば、この二つの要素を微妙に組み合わせていくことで、その境地に達していくという作業が必要になってくるのではないかと思うのです。そう言う意味で、この作業を意識的にやっておられた網師本先生の努力が伝わってきました。

また、研修の内容では、主体的-インサイドアウト、依存的-アウトサイドインという概念であらわすことで、より現実の問題として具体的なシルエットを頭に描きながら、理想の姿をイメージできたのではないかと思います。7回目の研修ですから、クオリティーは高まっていきます。私も自然と成長させてもらっています。

***************************************************************************************

あいあいネットワーク of HRS 

ホームページURL:http://aiainet-hrs.jp/

学校の先生119番URL:http://aiainet-hrs.jp/10sensei119/index.htm

(mail:info@aiainet-hrs.jp)

(コメント欄のメールアドレスとURLは必須ではありません。)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする