黒潮町教育委員会・教育委員の皆様、また、大方中学校の先生方、研修ごくろうさまでした。
委員会の皆様は、大方中学校への学校訪問されていたようですね。私自身も教師の窓から垣間見える子どもたちの学習風景を見ながら、水を打ったような静けさに驚きました。このような環境の中での学習は、子どもたちの学びを促進しているのだと思います。
さて、今日はこの2年間で5回目という驚異的なペースで進んでいる大方中学校の研修でしたので、少々深いものに取り組みました。岡崎校長先生のご要望もあり、「主体的」という姿を深めてみました。
人間は限りなく成長していきますから、「主体的な姿」へのゴールはありません。ですから、主体的な人というイメージは、「主体的な姿を追求している人」とあらわしたほうが正確なのかもしれませんね。かつて「立腰教育」を提唱された森信三先生は、「90歳を超えてはじめてわかる事がある」、と述べられていました。70歳代、80歳代ではまだまだわからなかったことが、90歳を越えてはじめてわかったということなのです。
今回の研修には、種本(たねほん)があります。スティーブン・R・コビーが著した「7つの習慣」です。私は、この本に4年前に出会いました。私は、この本と日本におけるアサーションの始祖である平木典子さんの著書とを読んだことで、「依存的なあり様から主体的なあり様へ」という考えに至ることができました。つまり、それ以前は、いじめ・不登校に関する確かな考えは無かったということなのです。私自身、50歳を越えてからのことなのです。そういう自分自身と出会ってみると、「人間の成長は続く・・・」ということに確信をもってしまいます。そんなことをお伝えしたくて、今回の研修内容になりました。初披露でしたので、わかりにくい部分も多かったでしょう。
そんな内容におつきあいいただき、大変感謝しています。
7つの習慣―成功には原則があった!
価格:¥ 2,039(税込)
発売日:1996-12
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