先頃の、森友・加計学園問題に端を発し、安倍首相、その夫人、昭恵氏、麻生財務大臣等々に火の粉が舞い飛び、政権基盤の崩壊にまで及びそうな昨今だ。
安倍首相は、もしも今回の事件が事実ならば、首相自ら、議員を辞職するとまで豪語していたが、何やらその言葉が真実味を帯び、首相を、議員を、責任を持って、取って、辞任しそうな勢いという風が吹いて来た。
首相として、次に控えるのが、小粒の岸田外務大臣、石破元防衛大臣、…という布陣。小泉進次郎さんは若すぎて出る幕じゃないだろう。
安倍首相も政権が長くて、国民も飽き飽きしてきている。ついでに、自民党政権・自民党政治にも賞味期限が迫り、これもマンネリ気味だ。何てったって、弱者・国民に厳しく、大企業にはべったり優しく保護して好待遇の自民党政権だから、何をかいわんや、だろう。
私も去年、そう言えば、何も分からずに自民に一票を投じてしまった。不覚にも、非常に慚愧の念で大変残念な事をしてしまった。取り返せるならば、あの時に戻って、もう一度投票し直したい位。馬鹿な事をしたもんだよ。
野党が政権をもう一度とる。国民不在だった自公政治から、国民が主人公の政治(共産党さんの有名なセリフ)野党連合政府・政権へと方向転換をしてやる必要性を痛感する。自民党の極右政治とは金輪際、おさらば、野党連合が与党となり、自民公明両党を野に下す。何と痛快な事だろう。
それには、立憲民主党・民進党・希望が手を組み、なかんずく、日本共産党ともしっかりガッチリと握手し手を組む事だ。毛並みが違うからと毛嫌いしているから、いつまで経っても野党に政権の鉢が回ってこない。ここで仲たがいをしている場合じゃない。変なメンツは一切要らない。
今太閤の自公政権を倒すには、是非とも野党連合政府を早急に作ってもらい、悪政の続いたこの日本の戦後を清算して、国民の為の政治を、真に望まれる政治を、是非とも行ってもらいたい。その時こそは、今の野党を国民の全ての総意で支えて護持し、守ってあげるから、心配は要らない。