昨年11月に和歌山市内のホテルで自民党青年局が開催した「多様性」をテーマにしたというパーティーの内容には驚かされる。
クラブミュージックのような音楽に合わせて手拍子が鳴り、スーツ姿の男性と、露出の多い衣装の女性たちが混じってのらんちき騒ぎ、女性の一人は、男性の上に座っているように見える写真もあったという。
このパーティーの企画をしたのは、世耕弘成前参院幹事長の秘書を務めた経歴をもつ、川畑哲哉和歌山県会議員でこの問題で役員を辞任したという。
主催した県議は、「多様性」を検証するために露出の多い衣装の女性を招いたと言うから意味がよくわからない。批判を受けて、本部から参加した自民党の青年局長は辞任した。
このパーティーの費用について、政治資金は一切入っていないというが、金に色目が点いているわけでもないのでその点についても疑問符が付く。
昨年7月には、自民党女性局がフランス研修中に撮影したとされる写真がSNS上で批判を浴び、物議を醸している。
写真は女性局長の松川るい参院議員のSNSで投稿され、エッフェル塔前でポーズをとる写真などに「世間の感覚とズレすぎ」など批判の声が寄せられた
明日から、裏金問題で衆参の政治倫理審議会で審議が行われるが、まさにタガが外れたあまたの行為は、政治家の志とはかけ離れたもので、岸田文雄政権の支持率低下の源になっている。「関連:3月12日」
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