正さん日記

世の中思いにつれて

バイデン大統領がイスラエル支援中断を言明。これを批判するトランプ氏に同調あるか

2024-05-11 10:00:15 | 世界

 イスラエルのネタニヤフ首相は、執拗にガザ地区南に位置するラファ攻撃を止めない。

 アメリカのバイデン大統領は、攻撃を続けるイスラエルに対し今後支援をストップすると警告したが、ネタニヤフ首相はこれを無視して地上作戦を続けている。

 ネタニヤフ首相は、アメリカから武器支援が無くても豊富なストックがあると嘯いているようだ。

 これに対し、バイデン氏と大統領選挙を争っているトランプ氏は、「バイデン大統領はハマス側についている」と非難しネタニヤフ首相を庇っている。

 ネタニヤフ氏も、大統領選挙で「モシトラ」を期待し、バイデン氏との対立を恐れていないのかも知れない。

 ただ、ネタニヤフ首相がここまで強硬に出ているのも、アメリカ国内におけるユダヤ人の影響力を嵩に着ているからだろう。

 しかし、アメリカで果たしてネタニヤフ首相の強硬策を支持しているユダヤ勢力がどの程度あるのだろうか。

 恐らく、バイデン大統領もトランプ前大統領もその点をはかって言動しているだろうから、現在必ずしもアメリカ国内のユダヤ人がネタニヤフ首相の行為を認めているとも思えない。

 一方、イスラエル国内では、ネタニヤフ首相への信頼は薄く、国民はこれ以上ガザ攻撃を続けるよりもハマスに拘束されている人質の解放を望む意見の方が多いと聞く。

 バイデン大統領がイスラエル支援を中止すると述べたことにより大統領選挙への影響が気になるが、逆にバイデン氏を批判したトランプ氏に有利に働くとも思えない。

 客観的にみても理不尽なイスラエルの残虐行為を容認するトランプ前大統領への批判がかえって高まる可能性も否定できない。「関連:5月9日

 

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