正さん日記

世の中思いにつれて

いつまで続く議員の金問題。国会は政策を審議する場所だ。

2024-05-10 15:23:09 | 政治

 「金が敵の世の中」、「命の次に金が必要」、「地獄の沙汰も金次第」「金づる」「金勘定」など金にまつわることわざや言葉は引きも切らないが、国会議員が金に固執する姿を見ると、彼らは国家国民の幸せを求めて政治家になったのではなく、自身の金稼ぎのために政治屋になったのではないかと疑ってしまう。

 このところ国会は、自民党のパーティー券にまつわる裏金問題、現在は、政策活動費を幾らから帳簿に計上しなければならないか。公明党は5万円以上、自民党は10万円以上でもめるなど金の問題でこせこせした議論が国会内外で続いている。

 端的に言えば、政治家に渡される資金はほとんどが公のものであり、総ての使用分を帳簿につけて公表すべきものだ。

 それを幾ら以上とか、場合によっては計上しなくても良いとか金の使い道を分からなくする手段を講じることは、疑えば自らの懐に入りやすくしているか。と思われてしまう。

 国会議員に対しては、国の予算から年2000万円の歳費が渡されているし、その他「調査研究広報滞在費」として月100万円、年間1200万円が渡されている。

 加えて、政治資金として自民党の場合は党から政策費が渡されているし、パーティーを開いて臨時の金が懐に入るようになっている。

 民間では、総ての費用について帳簿につけて税務処理をしているが、国会議員については、先も触れたように幾らまでは公表しなくても良いなど、金の使い道を分からなくしている。

 従って、分からなくしている部分については、蓄財しているかも知れないと思われてしまう。こんな金の亡者もどきが国会を席巻していたのでは良い政治ができるわけがない。

 国会は、重要な国策について審議する場所であって、何時までも国会議員の金の使い道を時間を掛けてあれこれ審議する場所ではない。今の国会はずっと時間の無駄使いをしている。「関連:4月17日

 

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