昨晩から、プロ野球CSファイナルステージが、両リーグ同時に開幕した。NHKはBS第一で広島VS巨人、サブTで西武VSソフトバンク戦を同時放送した。
セリーグの広島VS巨人は、6-1で広島が先勝、アドバンテージ1を加えて広島の2勝となった。一方パリーグは、ソフトバンクが、10-4で大勝、1勝1敗の五分に持ち込んだ。
セリーグの覇者になりながら、2年連続CSで敗退、日本シリーズ出場を逃している広島は、初回、丸の内野ゴロの間に先制、4回裏には、鈴木の2ランと會澤の適時打でリードを広げた。
さらに7回丸のソロホーマーで加点、投げては、先発大瀬良が6回1失点の好投、投打の主力の活躍で大事な初戦をものにした。敗れた巨人は、打線が5安打1得点と振るわなかった。
こちらも、過去、CSでにがい思いをしているパ2位のソフトバンクは、今回は、下剋上をする立場で西武との第1戦、西武の先発エースの菊池は過去カモにしている左腕だ。
ソフトバンクは、1点を追う4回表、川島、上林、グラシアルの3者連続適時打で一挙5点を奪い逆転、その後は7回に代打内川のヒット、続く代打長谷川勇の適時打が飛び出すなど、終わってみれば16安打で10得点を挙げた。
敗れた西武は、先発菊池がレギュラーシーズン最終盤で、ソフトバンクに17連敗から初めて勝利し、苦手意識を覆したと思われたが、結局、元の木阿弥に戻って6失点と、やはり苦手から脱却できず背信した。
これで5分5分の星となり、いよいよ、今日からの第2戦が本格勝負となりそうだ。「関連:10月16日」