昨日、セントラルリーグのCSで、巨人がヤクルトを4-0で破り、3年ぶりにCSファイナルステージに進出、レギュラーシーズンの王者広島と日本シリーズ進出を掛けて対戦する。
昨晩の試合は、巨人のエース菅野が、CS初めてのノーヒットノーランのおまけつきだから、数多い巨人ファンの喜びはいかばかりだったろう。
これでMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島で待ち受ける広島と対戦することになったが、レギュラーシーズンの対戦成績は、広島の17勝7敗1引き分けだから、正に、広島は巨人をかもにしていた分けだ。
レギュラーシーズンの巨人は、67勝71敗で、広島にもう少し勝っていれば、勝率が5割以上になった計算になる。
その、5割を割った巨人が、もし広島を破って日本シリーズに進出し、パリーグチームを破って、日本一になったとしたら、大変なことになる。
過去も、レギュラーシーズン3位のチームが、日本一になったことはあったが、少なくとも5割はキープしていた。
勝負の世界は、どんなことがあってもおかしくないが、これまで何回も日本一になったプロ野球界の盟主巨人が、5割を割ったチームとして、日本一になったとしたら、これはこれで、歴史に残る珍事となるに違いない。
それよりも、今のCSの有り方について、再び、物議を醸しだす可能性がでてくるだろう。「関連:10月14日」