正さん日記

世の中思いにつれて

長崎市長、被爆者代表が安保法案反対を訴える。ちぐはぐな安倍首相の非核三原則言及=長崎式典

2015-08-09 13:55:30 | 政治

 今日は長崎に約7万5千人が犠牲になった原爆が落とされてから70年目の節目の年だ。長崎市の式典で田上富久長崎市長は、平和宣言で核兵器の廃絶を訴えるとともに、現在、安倍晋三政権が進めている安全保障法制について反対を表明した。また86歳の被爆者代表も同じく安全保障法制反対を訴えた。

 一方、安倍首相は、挨拶の中で8月6日の広島平和式典では触れなかった日本の国是とも言える「非核三原則」について改めて堅持すると述べた。

 ただ、広島では触れず、詰問を受けてからこれはまずいとばかり長崎で入れたことが、安倍首相の本心ではないのではないかと返って疑念を募らせている。

 その安倍首相が終戦70年に当たって発表するという首相談話について、「談話に関する有識者会議『21世紀構想懇談会』の報告書が出された。この中で、村山談話、小泉談話の核である植民地主義、侵略、反省、お詫びの4本柱の内、お詫びが含まれていなかった。

 これを受けて安倍首相は閣議決定の上、14日にも談話を出すようだが、どうもその中に侵略、お詫びの言葉は入らないようだ。

 もし本当に侵略、お詫びの言葉が入らないと、幾ら戦後の世界貢献だとか、未来の平和のための貢献の意思を訴えても世界にその意思は届かないだろう。

 また、村山談話、小泉談話の継承を望んでいた中国、韓国から今まで以上の抗議の声と、その後の友好関係の復活は困難性を極めるだろう。「関連:8月1日

 

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