高校卒業後に入った専門学校では同じ目標を持った仲間と勉強し議論もしたりと、将来は業界に影響力をあたえられる仲間との出会いを期待したものです。でも実情は大学に行けなかったり、東京に出るのが目的だったりとあまり情熱的な仲間と出会えず、この環境では自分がダメになると思い退学を決心。それからはだらだらとアルバイト生活に入り、何の為に学校を辞めたのか?自分は本当はどんな仕事をしたいのか?すっかり目標を見失ってしまった時に、友人から渡された全8巻の文庫本が「竜馬がゆく」だった。
アパートを借りて自活しながら浪人生活を送っていたその友人も、バブル経済に入った日本で大学に行かないと人生始まらない訳でもないし、かといって自信があるわけでもない。「何かデカイ事をしよう!」、「お互いに共通するものは?」、「バイクくらいしか思い浮かばない」、「バイクで日本一周なんかどう?」そんなやりとりがあって、1年後にスタートするためにアルバイトに燃えました。
加曾利 隆の「ゼロハン日本一周」や寺崎 勉の「さすらいの野宿ライダー」なんて本をバイブルにして125ccのオフロードバイクを買い、宿泊は野宿、食事は自炊、高速は使えないし使わない、あまり予定をたてずに行き当たりばっ旅。
房総半島を一周し太平洋沿いに北上し、砂浜にテントを張り、無人駅で泊まったりと旅は続き、途中から仕事を辞めたライダーも仲間となり、北海道に渡る。
旅慣れたライダーからは「友人との旅は二人で会話が成り立ち出会いがなくなるよ」との助言に従いソロツーリストになる。携帯電話が無くてもその後幾度となく再会するし、お互いに様々な出来事を話しながらのビールはうまい。
アパートを借りて自活しながら浪人生活を送っていたその友人も、バブル経済に入った日本で大学に行かないと人生始まらない訳でもないし、かといって自信があるわけでもない。「何かデカイ事をしよう!」、「お互いに共通するものは?」、「バイクくらいしか思い浮かばない」、「バイクで日本一周なんかどう?」そんなやりとりがあって、1年後にスタートするためにアルバイトに燃えました。
加曾利 隆の「ゼロハン日本一周」や寺崎 勉の「さすらいの野宿ライダー」なんて本をバイブルにして125ccのオフロードバイクを買い、宿泊は野宿、食事は自炊、高速は使えないし使わない、あまり予定をたてずに行き当たりばっ旅。
房総半島を一周し太平洋沿いに北上し、砂浜にテントを張り、無人駅で泊まったりと旅は続き、途中から仕事を辞めたライダーも仲間となり、北海道に渡る。
旅慣れたライダーからは「友人との旅は二人で会話が成り立ち出会いがなくなるよ」との助言に従いソロツーリストになる。携帯電話が無くてもその後幾度となく再会するし、お互いに様々な出来事を話しながらのビールはうまい。