しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

薬を飲む為に飯を食う

2015-11-21 00:11:22 | 日記
病院通いが始まるといつもこうなる。

ちょっと強めの抗生物質を飲んでます。

金曜日am8:45に機械で受付をした。

院長先生の診察はこの時間で22番目となっている。

現院長で三代目のお医者さん一家で元は外科専門病院だったが

常時6人程の医師が診察をする地域の総合病院みたいになった。

普段、時間に追われてトラックで走り回る貧乏症には

2時間以上の待ち時間は耐えがたいものがある。

でもそんな愚痴をこぼせば即入院を勧められてしまうから言えない。

包帯をほどいて患部を見る院長先生。

「あんまり変わらねぇーなぁー」

前日は平熱で36,5℃だったのにこの日は微熱で37,4℃あり

「私は病院へ来ると熱が出るみたいで(笑)」

院長がムッとして「最悪、手首、切断するからね」と釘を刺された。


とりあえず看護婦さんによる別室で処置を受けた。

私は体格に似合わず血管が細い。

看護婦さん泣かせの血管なのです。

事前に言っておかないとムキになられても困るのです。

患部の消毒をしてからガーゼで包んで包帯で巻く。

採血の為針を刺す部分を何箇所か探すがどれも細くて難しいと言われ

採血から血液製剤を点滴投薬に切り替えたら液漏れでプクっと膨らんでしまい

「やっぱりダメだ、場所を変えよう」悪戦苦闘されていた。

以前に入院した時も、さんざん嫌われて最後には婦長さんが見本を見せるわ!

って奮闘してくれたけど「あなたの血管は厄介だわー」ってサジを投げられた。

そう慰めておいた。

血圧も高そうと決めつけられるが上が115と問題も無い。


処置後にもう一度院長の診察があった。

パソコンの画面を見ながら「横ばい」と一言。

血液検査の白血球の多さを言っているのでしょう。

「ホントはさ、入院治療が望ましいけど、病院嫌いでしょ?

明日、もう一度投薬して、その結果を見て判断しよう」

「はーい♪」

本当は脇の下も痛むけど看護婦さんだけに打ち明けました。

菌が体に廻らないようにリンパ腺が喰いとめてくれてるのでしょう。

病院経営の観点から入院を薦める院長との攻防は未だ続きそうです。


会社に戻った頃にマナーモードのままの携帯をチェックしたところ

「にゃんこはうす」の主催者であるありこさんから着信があった。

ブログを見て心配して電話を下さった。

福島で700匹近い猫を保護してるだけに経験豊富です。

スタッフの多くが医療従事者というのもあり猫に噛まれたら即抗生物質を飲む。

素早い対応が当たり前と聞かされた。そりゃそうだよね。

全国から猫の保護活動のベテランさんばかりが集結してたんだものね。

福島の「にゃんこはうす」は撤退したけど給餌活動は今も続けてらっしゃる。

餌場に設置したカメラに猫が写る限り見捨てないって言う強い意思は健在です。

支援もほとんど無くなり自費で通い続ける為の資金集めで

猫グッズのネット販売をするそうです。

こんなの使えますか?



国産杉の半端材です。

長さ1,820×幅が180と120の2種類あり×厚みは15ミリ。無償で提供出来ます。

送料を考えて長さは半分にカットして送ります。


夜、Kちゃんにそのままを伝えたら不機嫌にさせたみたい。

もう、私も深追いしないことにした。

人が住まない福島では生きたまま猫がカラスに背中を突付かれて

食べられてしまう非情な弱肉強食の世界。

そんな場所で活動してた方との人間関係は

平和な暮らしの中のものとはまるっきり違うのです。

コメント (4)
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