しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

リア充ならぬリア重でし

2012-05-09 00:10:20 | 日記
5月4日、福島に向かう雨の東北自動車道は予想以上に混雑してた。

これだけ多くの観光客が東北に向かってくれる事が

復興にどれだけプラスになるだろうかと心から喜びます。

(でも渋滞の中の運転は嬉しくない)

二本松ICで下りて県道と国道をつなぎながら太平洋側を目指すのだが

道の駅「安達」で早めの昼食を食べた。

被災地に向かう時は食べられる時に腹を満たしておくのが鉄則です。

ここを発ちしばらく走ったGSでガソリンを給油。

年代物のドゥカティとBMWのバイクがあったので眺めていると

「ドッカーン」と物凄い音がした。

目の前の交差点で車同士の出会い頭の交通事故です!

練馬ナンバーのアルファードが縁石を乗り越えて給油中の私の車をめがけて…

「せめて、にゃんこはうすまでたどり着きたい!」と強く願ったお陰か

ギリギリのところで側をかすめて停車した。

運転手さんは激痛に悲鳴をあげている。

GSで警察と救急車の連絡をし「足が挟まっていないですか?」と聞いた。

救急車が到着するまでに私がやれることはやるつもりでしたが

「大丈夫です。腰に激痛が…うあぁぁぁ」と呻いている時に救急車が到着。

被災地に向かう事自体に危険もあるけど、人生何処に危険があるか分からないwww

その場を去り南相馬を目指し走り始めると連日の大雨で

阿武隈川が暴れていて今にも氾濫しそう。

ふと、助手席に置いてあるエアーカウンターが気になったので

運転しながら測定しました。0.15μsv。会社で測定した値と同じでした。

「そうだった、今から原発の近くに向かっているんだ。どうでもいいか」

目に見えない放射能汚染の恐怖?

にゃんこはうすに到着しても誰一人そんな事は気にしていない様子。

帰り道、鹿島区の街中を経由してみたけど住民は普通に暮らしているし

ましてや防護服なんて着ている人はいないのですね(笑)

県道脇にある自販機で缶コーヒーを飲みながら街を眺め

壊滅した南三陸町との違いを感じているのだ。

自分の目で見ないことには何も分からない。

震災後の被災地の情報はネットでかき集めるのには限界がある。

リアルな体験と情報を重視する、私の作った勝手な造語リア重

分かっていただけましたか?



連日、重たい内容でごめんなさいよ。。。





コメント (6)
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