もう一つの名前

地元の消防団の今年度の活動費は４２万円。

その内、町会で助成するのは１５万円だけで不足分は寄付を集める。

昨年はこれに消防車の車検費用が加算されて、お金が足りなくなりました。

東日本大震災でも多くの消防団員が犠牲になりました。

地元の消防団員は普通に仕事をする自営業者が多く、準公務員扱いで

年金に少しばかり加算されます。

それを理由に町会の組織から独立して、活動費も独立させられた。

その資金集め団体の会計をしてます。

父から引き継いだこの立場、例年だと７月頃に集金に伺うのに

その頃は父の葬儀が終わったばかりで混乱しておりました。

消防団から「そろそろお金が無くなっている！」と催促されて慌てて集金する。

これって夏休みが終わりに近づいてから宿題に追われる私の性格そのもの(-_-;)

集金に伺った先で家の中からのっそり出てきた猫に見覚えがあった。



毎日、会社にやって来るボス猫のサスケだった(#^.^#)

元捨て猫の本名はチビでした。巨体のチビねぇ…キシシ(笑)


次の集金に向かう途中で知人の奥様と立ち話をした。

ご主人は園芸店を兄と盛り立て、奥様は犬の美容師さん。

被災地に何度もボランティアに行った噂は聞いていた。

保護されている犬猫の世話から手入れまで幅広く活躍したそう。

話は福島の置き去りにされた動物に変わる。

ここから先は曲を聴きながらお読みになって下さいね。

（またもや著作権の問題でyoutubeでお楽しみ下さい）


JOURNEY - WHO'S CRYING NOW


犬猫のようなペット、愛玩用の動物は家族同様に生活してるので

救済は必要だが家畜は別。

私は「残された動物たち」に掲載されている餓死した牛の写真を例に

商品価値が無くなった牛は水も餌も与えられずに放置され

一番苦しい餓死をさせられている現状を訴えた（本の受け売りですが）

被爆した牛の健康被害のデータを集めるためにも生かす方法はある！

これが私の意見です。

かたや実家が犬の繁殖を生業にしていた奥様は

「売れ残った犬は殺すのよ、それが動物相手の仕事の現実なの。

風評被害でただでさえ売れない福島の牛乳や食肉に

お金をかける酪農家は居ないと思うの…

私は結婚前は乗馬が趣味だったけれど競走馬は１ケ月に４０万円の経費が

必要なので走れなくなった馬は安楽死をさせるの。

だから、被爆した牛は引き取り手も無いのが現状ではないかしら？」

動物好きな奥様の意見はごもっともだと思います。

口から唾を飛ばす激論はしません。

ご近所の知り合いだし、人それぞれに考え方は違うから。

この場では答えは出ない。

いやいや、例え国会で議論したとしても答えは出そうに無いと思う。

実際に、自民党の石破氏が質問しても政府は動かなかった。


福島第一原発は冷温停止状態に落ち着き

ステップ２の事故の収束状態になったと野田総理は発表した。

だけど現場は何も変わらないwww

置き去りにされた動物たちは冬の寒さに耐えかねて死んでいく…

それを想像出来る人だけが泣いているのです。

全ての動物の救済を求める気持ちに変わりはありません。

どうか一人でも多くのweb署名の協力をお願いします！