発売日翌日・アマゾンから無事届きました。
すごい雪の中、ありがとうございます!!!<ペリカン便さま
うーーーーーーん。なんといっていいのか・・・・・・
30年は長いんだな、と。
単純な嬉しさ・懐かしさだけではやっぱり私の佐井さんへの恋心は
すまないのだなぁ、と。
あと、年をとって学ぶことが損なう「イノセントな渇望」みたいな
ものを感じました(これは聞き手としても)。
(経験含め)豊かになるということは、そういうことだなぁ、と。
声に深みが出てまた伸びが非常によいのですが、それが私には違和感。
昔は声が硬質なのに不思議なうすいベールのようなオーロラのような
揺らぎがあってそれが危うい感じというか、
光も吸収するブラックホールのように惹きつけられたのですが。
声域が広がって高音部もなんなく出てるのだけど、
かえって普通に歌のうまい人になってしまったという印象。<贅沢?;
●ボン・ボヤージュ
さすが1曲目というか、佐井好子らしい、ゆがみを感じる曲。
ちょっとほっとしつつ。
※視聴できます。
●Today and Tomorrow
70年代ジャパンロック臭いっぱいな曲でひたすら懐かしい。
それを狙ってるのならそれはそれで「あり」?
●ひらひら
オーソドックスなジャズ。この曲を聞いて痛感したのは「あぁ、想定内なんだ」と。
この曲を20代で歌っていたらとっても魅力だったかも。
・・・難しいっすね、キャリアって。
●変わり者
常連客がメインの深夜のジャズクラブにいるような。手拍子とか起りそうな。
これはこれで、「こなれた大人の曲だねー」と思いました。
●春の川
やっぱり声がきれいすぎるんだよね、森山良子調。ジブリ向けというか。
こればかりは好き嫌いの問題だから。
この曲が好きな人はたくさんいるように思います。
音的にはちょっと好きな部分もあり。
●迷いの神
私のイメージする佐井さんらしさが凝縮された曲。
私はやはりこういうのが好きです。
エフェクトも幻想的で「昔ながら」をあえて意識してるようで、
「おひさしぶりです!」とやっと思いました。
30年間は長い、でも、お変わりなく嬉しいです!
●旅は終わらない
このあたりで、耳が今の声に馴れてきたのかも。
聞いていてとても気持ちのよい声ではあるので、
何度か聞くと好きになる気がする。
70年代フォークな曲と歌詞。
でも若さゆえの狭さからくる、つらさ・せつなさがないフォークって疑問符。
●デ・ジャブ
これも「変わり者」系・常連客がメインの深夜のジャズクラブな雰囲気。
演奏はまさにな感じで、自然に聞いてしまいます。
嫌いではないです。どちらかといえば好物なんだけど・・・毒がないなぁ。
佐井さん、すごくしあわせなのかも(や、それはそれでいいんだけど)。
身体から血を絞るような迫ってくる感じが好きだったので。
●青い花
70年代フォークロック典型ですね。シンプルに懐かしいー。
長らく開けていなかったドアを開いたら、こもってた空気が
一気にでてきた、みたいな印象。
●タクラマカン
一番好きな曲でした!もっとこういう曲を聞きたかったですーーー。
聞いてると砂が形作る“手招き”がみえるみたい。
最後にこういうのを持ってくるのって、ちょっとズルイw
次に期待してしまうではないですか。
昔、はやったジャズ・ロック喫茶の店長が、
趣味でまた昔と同じお店を開いて、そこに常連が集まって聞く曲
という印象でした。
かつての相手を絡めとるような青い怨念やさらさらとした毒は完全になくなって
普通に「キレイな歌」になってました。
あの呪詛や詔に通じる、“ことのは”感覚が好きだったので個人的には残念。
でもタイトル曲の「タクラマカン」にはこれからの可能性も感じる。
なんとも微妙な感想です。
・・・とかいいつつ、こうやってすぐに感想を書いてるあたり、
実はすごく嬉しいのか?<わたし?
なんとも微妙なファン心理です;;
追記:
無理やり聞かせた(オイ)ダンナの意見
「昔からのファンのためのアルバムって感じ。ノスタルジーだけで聞けるならいいかも。」
「1曲だけ聞くのはいいかもしれないけど、ちょっと胃もたれ」
・・・鋭い;;
※ダンナは佐井さんファンではありません。
関連:
佐井好子★2008年2月2日新作「タクラマカン」リリース
すごい雪の中、ありがとうございます!!!<ペリカン便さま
うーーーーーーん。なんといっていいのか・・・・・・
30年は長いんだな、と。
単純な嬉しさ・懐かしさだけではやっぱり私の佐井さんへの恋心は
すまないのだなぁ、と。
あと、年をとって学ぶことが損なう「イノセントな渇望」みたいな
ものを感じました(これは聞き手としても)。
(経験含め)豊かになるということは、そういうことだなぁ、と。
声に深みが出てまた伸びが非常によいのですが、それが私には違和感。
昔は声が硬質なのに不思議なうすいベールのようなオーロラのような
揺らぎがあってそれが危うい感じというか、
光も吸収するブラックホールのように惹きつけられたのですが。
声域が広がって高音部もなんなく出てるのだけど、
かえって普通に歌のうまい人になってしまったという印象。<贅沢?;
●ボン・ボヤージュ
さすが1曲目というか、佐井好子らしい、ゆがみを感じる曲。
ちょっとほっとしつつ。
※視聴できます。
●Today and Tomorrow
70年代ジャパンロック臭いっぱいな曲でひたすら懐かしい。
それを狙ってるのならそれはそれで「あり」?
●ひらひら
オーソドックスなジャズ。この曲を聞いて痛感したのは「あぁ、想定内なんだ」と。
この曲を20代で歌っていたらとっても魅力だったかも。
・・・難しいっすね、キャリアって。
●変わり者
常連客がメインの深夜のジャズクラブにいるような。手拍子とか起りそうな。
これはこれで、「こなれた大人の曲だねー」と思いました。
●春の川
やっぱり声がきれいすぎるんだよね、森山良子調。ジブリ向けというか。
こればかりは好き嫌いの問題だから。
この曲が好きな人はたくさんいるように思います。
音的にはちょっと好きな部分もあり。
●迷いの神
私のイメージする佐井さんらしさが凝縮された曲。
私はやはりこういうのが好きです。
エフェクトも幻想的で「昔ながら」をあえて意識してるようで、
「おひさしぶりです!」とやっと思いました。
30年間は長い、でも、お変わりなく嬉しいです!
●旅は終わらない
このあたりで、耳が今の声に馴れてきたのかも。
聞いていてとても気持ちのよい声ではあるので、
何度か聞くと好きになる気がする。
70年代フォークな曲と歌詞。
でも若さゆえの狭さからくる、つらさ・せつなさがないフォークって疑問符。
●デ・ジャブ
これも「変わり者」系・常連客がメインの深夜のジャズクラブな雰囲気。
演奏はまさにな感じで、自然に聞いてしまいます。
嫌いではないです。どちらかといえば好物なんだけど・・・毒がないなぁ。
佐井さん、すごくしあわせなのかも(や、それはそれでいいんだけど)。
身体から血を絞るような迫ってくる感じが好きだったので。
●青い花
70年代フォークロック典型ですね。シンプルに懐かしいー。
長らく開けていなかったドアを開いたら、こもってた空気が
一気にでてきた、みたいな印象。
●タクラマカン
一番好きな曲でした!もっとこういう曲を聞きたかったですーーー。
聞いてると砂が形作る“手招き”がみえるみたい。
最後にこういうのを持ってくるのって、ちょっとズルイw
次に期待してしまうではないですか。
昔、はやったジャズ・ロック喫茶の店長が、
趣味でまた昔と同じお店を開いて、そこに常連が集まって聞く曲
という印象でした。
かつての相手を絡めとるような青い怨念やさらさらとした毒は完全になくなって
普通に「キレイな歌」になってました。
あの呪詛や詔に通じる、“ことのは”感覚が好きだったので個人的には残念。
でもタイトル曲の「タクラマカン」にはこれからの可能性も感じる。
なんとも微妙な感想です。
・・・とかいいつつ、こうやってすぐに感想を書いてるあたり、
実はすごく嬉しいのか?<わたし?
なんとも微妙なファン心理です;;
追記:
無理やり聞かせた(オイ)ダンナの意見
「昔からのファンのためのアルバムって感じ。ノスタルジーだけで聞けるならいいかも。」
「1曲だけ聞くのはいいかもしれないけど、ちょっと胃もたれ」
・・・鋭い;;
※ダンナは佐井さんファンではありません。
関連:
佐井好子★2008年2月2日新作「タクラマカン」リリース
昔は女性ファンが多かった印象がありますが
今もそうなんでしょうか?
案外、今もファンの方って男性の方が多いのかな、と
思ってました(ブログで男性のほうが取り上げておられるようなので)
たしかにすごく聞きやすくなりましたねー。
ドロドロした世界観は若さゆえだったのかなぁ。
でもタイトル曲は大好きです。