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ベランダ オーキッド ナーセリー

ベランダや窓辺で 夫(潅水当番さん)が育てている蘭が 季節の移り変わりとともに花を咲かせます。

育てる。

2005-10-25 09:06:13 | 栽培メモ
_5151ランに限らずいろんなお花がスキな方も、時折このブログを訪れて下さるようなので、「ランを育てる」ということについて・・我家でランを育てているのは潅水当番さんですが、それを見ながら、素人のワタシが感じていることを書いてみます。

ランを育てるというのは、気の長~い趣味です^m^。
我家のランは、年に1度しかツボミを持たないものがほとんどです。
年に1度の花期に咲けないと、次に花を期待できるのは、1年後です^_^;。

その1年間も、ただ待てばよいのではなく、そのランの自生地の環境を推測し ゜v゜ ・・・、
自生地に近い環境を再現するように育てなければ^~^、
花は咲かず、弱ってあっという間に消えてしまいます。

ランは種類によって、生息地は様々です。
ひんやりとした霧の湧く森の中に咲くもの、強い陽射しのカラカラの岩場に咲くもの、高温多湿の湿地に咲くもの、涼やかな岩清水が常に足元を洗う斜面に咲くもの・・。また、夏が乾季の地域に生きるもの、逆に、冬が乾季の地域に生きるもの。

ランの種類ごとに生息地の環境を推測し、育てる環境をいろいろ調整してみます^v^。
植え込み材の種類によって、根の周りの水分を調整し、
置き場所によって、日照の強さや、風当たり、湿度を調整します。
また植替えしなければ根が弱るもの、植替えで根が弱るもの。。
冬に水を多くし夏に乾かすもの、夏に水を多くし冬に乾かすもの・・・。
夏の暑さが苦手なもの、冬の寒さが苦手なもの。・・・。

・・これらの調整がうまくはまると、ランは伸びやかに育ち、鮮やかな花を咲かせてくれます。
このシュミレーションと試行錯誤の結果、訪れる艶やかな開花が、ランを育てる醍醐味デス~^O^ノ*

ランは、調子がよいと成長期にはビックリするほど目に見えて成長し、
環境があわず、調子がでないと、黙りこくってピクリともしません。
・・その様子は、まるで意志のある動物のようデス~*

こちらの傲慢で「咲け咲けッ!咲かねばチョン切るゾッ!」と言っただけでは咲かないもの。
成長のステップをきちんと踏ませ、花を咲かせるための時間を積み重ねて、はじめて花が咲きます。

潅水当番さんがボソッと「人材育成と通じるものがあるよナ~」と・・^m^。

・・もちろん、たまに水をやるだけで、年に何回も元気に花を咲かせてくれる、頑強で健気で、色鮮やかなランも沢山あります!ヽ(^▽^)ノ
・・ランを育ててみようかナ~と思っている方、ぜひお試しくださいね。・・そこに、ランの世界への入口がポッカリと口を開いてます!
こちらのフォローにこたえ、ニッコリ咲くラン・・この至福の喜びを味わってみませんか~^m^*

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傷心。

2005-10-24 10:13:08 | 栽培メモ
_4061朝夕冷え込むようになり、最低気温が15℃をわるようになりました。 ・・夏の終わりから、ゆっくりツボミを持ち上げてきたカトレアのビオラセア。昨年はすっかり寒くなってから咲いたため、あっという間にしぼみ、写真も撮れませんでした。今年は、去年の二の舞にならないよう、大切に大切に~^。^.朝の冷え込みがきついだろうと心配し、夜から朝は室内に取り込み、日中はベランダの遮光ネットの下へ~。いたれりつくせり~!潅水当番さんは、このところ仕事が忙しく、朝は6時にでかけ、夜は11時過ぎに帰宅。でも、どんなにヨレヨレでも、ビオラセアの様子だけは、毎日目を細めて見守っていました。・・ところが、ビオラセアを想い、昼夜の出し入れするようになった途端、あんなに瑞々しくふくらんでいたツボミが乾いていくではありませんか・・。慌てて、夜間は霧吹きで湿度を!・・しかし、一度ゴキゲンを損ねたツボミは復活することなく、ついにポトリと、潅水当番さんのてのひらの上に落ちてしまいました。・・涙々~。。・・彼の背中が小さく丸まってる・・。かける言葉に困っていると、「来年、またがんばるッ!」と笑って見せてくれましたが、それがまた痛々しい;・・【教訓】ツボミの時期は環境を変えない!・・わかってはいるんですけどね~。可愛さのあまりつい・・。
  ・・ビオラセア~、忙しい彼のためにも、今回はどうしても咲いてほしかったよぉ~・・!

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つぼみがひらきはじめ・・

2005-09-30 10:55:24 | 栽培メモ
_0201なかなか咲かないナ~と、のぞきこむ毎日。ファ~・・*・・すると、昨日は爽やかな秋晴れだったせいでしょうか、急に動き出しました。・・まるでつぼみの割れる音がするみたいに、カパッと~^O^ノ!右の写真はインターメディアです。昨日の朝はひとつめのツボミが割れただけだったのに、1日でこんなに開いてきました*_0391





_0231_0321
左上はラブノット、真中はセルヌア・・沢山ツボミがつきました^m^~、右は黄色いセルヌア^v^*・・ワクワク楽しみです。でも、この調子だから、パンッと咲いて色がのってくるまでは、1週間ぐらいかかるかも・・。しばらくゆっくり見守ろうと思います*

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一雨ごとに秋は来にけり

2005-09-06 08:21:16 | 栽培メモ
_5141雨、雨、雨・・。雨音に耳をそばだてる静かなひと時。元気いっぱいなランにとってはノドを潤す恵みの雨。・・でも暑さに弱い系のランにとっては正念場。真夏の熱気に蒸されてヨレヨレのところに、雨が続いて水浸しになると、根が傷んでヨロリ~、腐って葉っぱが落ちてしまいます。ベランダに置いていると、この辺りがコントロールできません。・・でも、台風はこれから。天気予報は明日も明後日も雨。・・早く、雨、上がってほしい!・・神さま~、早く爽やかな秋晴れをお願いします。一日も早く、爽やかな秋風が吹き抜け、弱った根を乾かしてくれますように~!

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立秋

2005-08-07 09:32:17 | 栽培メモ
_2931今日は立秋。暦の上では、これから残暑ということになりますが、まだまだ夏真っ盛りというかんじですネ^v^* ・・ランを外に出しておけるのは、あと3ヶ月ぐらい。温室のない我家では、ランたちは、晩秋から春まで室内でお籠り・・。戸外に置けるこの期間はとっても貴重な時間です。できるだけいっぱいおひさまにあててあげたい・・。秋雨が長引きませんように~。秋晴れの日々が続きますように~。(・・と言っても、まだ秋って感じじゃないですね^o^;)

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ランの敵・・ナメクジ

2005-06-30 09:17:18 | 栽培メモ
_4171今年もおでましになりました、ナメクジ・・。トホホホ・・。ナメクジは、大切なランの根や新芽をバリバリッと食べちゃいます。歯型がくっきり残るぐらいすごい食べよう・・。しかし、ナメクジは銅を嫌う、ということで、鉢底に銅製の網を入れたり、鉢に銅線を巻いたりナメクジ対策バッチリッ!・・と思いきや、ギョギョギョッ!゜O゜!・・画像の通り、彼は銅線を物ともせず乗り越えて行きました。え゛~ッ!Σ( ̄□ ̄ll) 嫌いじゃないのぉ~?!画像の銅線は、ピカピカに光る赤銅色ではありませんが、鉢に巻いておくと、こういうくすんだ色になりますよね。・・古い銅では効かないの?・・それとも、体表面積のある割合以上の接触じゃないと避けないとか?・・いずれにしても現在の銅作戦は効き目なさそう・・。頼む、寄らないでぇ~!・・マイマイは退治してホッとしてたのに・・。

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旧暦 皐月

2005-06-07 08:37:23 | 栽培メモ
_1011今日から、旧暦の皐月です。木々の緑がいつの間にか深い色になり、山はすっかり夏の色合いです。今週土曜は旧暦の端午の節句。盛夏に向かうこの季節は僻邪の風が生じると言われ、邪気を祓うために、菖蒲やヨモギを挿したり菖蒲湯に入る風習が生まれたのだそうです。外に出した我家のランたちにとっても、試練の季節。長雨や蒸れがありませんように・・。恵みの雨がザバ~ッとふったら、カラッと晴れて、爽やかに風が吹き抜け、ランの鉢が乾き^o^、・・また雨ふって・晴れて・風吹いて・鉢乾いて~・・の繰り返しでありますように^m^*
・・遮光ネットに菖蒲を挿しておまじないしようかナ。^v^。

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少しずつ外へ・・

2005-05-18 09:33:43 | 栽培メモ
_0861先週末から少しずつ、ベランダに鉢を出し始めました。例年は、ゴールデンウィークが明け八十八夜が過ぎると、一斉に外に出します。ところが今年は暦がすぎても、朝の最低気温がなかなか上がってきません。10℃そこそこでは、まだコワクて出せません・・。数日前は遅霜注意報がでていたし、雷とともに小さな雹も降りました。アブナイ・・。「八十八夜から昇り月夜は遅霜注意」という言い伝えがあるそうです。もうすぐ満月。今週末の満月を迎えたら、みんな外にだそう~!・・とりあえず、レリア、ソフロ、ワルケ、インターメディアは外へ。その他の葉っぱの広いカトレアはもうちょっとだけ室内で我慢です。温室がないので秋~冬の半年間は部屋の中。5月~10月で、どれだけしっかりおひさまにあてられるかが重要なんだけどナ~・・。ウ~ム・・、今年のこの連休明け2週間の足踏みは痛いデス。梅雨が短いといいナ~*

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春の雪

2005-03-04 09:29:30 | 栽培メモ
_3741街が雪に煙っています。明日は啓蟄だというのに、春の雪・・。この雪がとけ、春雷が響き、お彼岸になるまで、季節は静かに冬から春へと動いていくのでしょう。雪に霞んで遠くが見えません。

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マイマイ駆除に成功!

2005-03-01 09:27:40 | 栽培メモ
_076昨年は小さなカタツムリ、マイマイの食害に泣かされました。ニョキニョキ元気に伸びる根を、かたっぱしからカプリッカプリッとかじるのです。成長点をかじられた根は止まってしまいます。マイマイの駆除のため、色々手をつくしました。ナメクジコロリをまくと一時姿が見えなくなりますが、すぐにまた繁殖します。カフェインがいいと聞き、コーヒーや、紅茶の煮出し汁をかけたり、無水カフェインを使いましたが、これもマイマイの勝ち。手をこまねいて見ているわけにいかず、夜な夜な9時になると(ナメクジは九時から活動・・?!)ピンセットを持って一鉢ずつ点検し、マイマイをつまみ出していましたが、夜中まで気の遠くなる作業。卵からかえったばかりの粒々のマイマイがゴチャゴチャいるのを見つけた時は卒倒しそうでした。ある時、スプラサイドが効くとおうかがいしました。スプラサイドをバケツにたっぷり作り、鉢をドップリ浸す・・これを週に1度、2~3週間繰り返したところ、全くいなくなったのです。やった~ッ!マイマイ駆除、大成功~!おかげで今年は根が伸び伸びしてます~!あの、カタツムリの歯形を見ることはありません。よかった~、ホッ* お困りの方にお薦めです。 (薬害は、我家ではリカステとカタセタムの葉が茶色になりました。花は、カタセタムはきちんと咲きました。リカステはこれからかな)

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チビ・ビニールハウス

2005-02-28 08:47:30 | 栽培メモ
_1801_1831ワーディアンケースに入りきれない鉢は、発泡スチロールの箱の上に針金で支柱を立てビニール袋をかぶせ、その中に入れています。発砲スチロールの箱は魚屋さんやスーパーでもらえます。針金の支柱とビニール袋のセットはホームセンターで400円ぐらいで売ってます。(商品名はミニ温室)ビニール袋には少し穴が開いていて、湿度を保ちながら通気もほどほどです。下が発砲スチロールの箱なので、葉水する時も気楽にシュッシュッ!とできます。

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春一番

2005-02-23 10:51:40 | 栽培メモ
_0471ヒュ~ヒュ~、ゴ~ゴ~と風が吹きまくる音で目が覚めました。春一番だッ!思う存分吹き荒れてます。外にでると押されるほど強い風なのに暖か。暦を見ると、雨水の第二候で霞始めてたなびく、とあります。あたりが春めいて空に霞がたなびき始める・・。ワーイッ、春だ~!待ちに待った春!春!春!\(^○^)/

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世界らん展日本大賞2005

2005-02-20 07:27:52 | 栽培メモ
2005_007東京ドームで開催されている世界らん展に行ってきました。大賞はカスバートソニー。毎年迫力のある株が大賞をもらいますが、今年はカスバートソニーのおまんじゅう。まるでアレンジメントのように真ん丸く、花で覆われています。チョコンと大賞の座に置かれている姿に思わず微笑んでしまいました。・・やっぱりアミールが欲しくなったり・・* (ё_ё)

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思っていたより寒かった

2005-01-28 14:50:33 | 栽培メモ
_10751昨夜、窓際の室温をきちんと計ってみました。なんと4℃。これではつぼみも落ちるはずです。室温を、今までワーディアンケースの中で図っており、充分10℃以上あると思っていました。でもケースに入りきれず窓辺でがんばってる鉢たちには過酷な状況だったんだ・・。外のバケツの水は凍ってました。ガラス1枚隔てただけでは寒いわけですよね。かわいそうなことしちゃいました。。。

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やっぱり寒いのかな

2005-01-24 11:01:59 | 栽培メモ
_10031「水沢腹堅」大寒の真只中、七十二候では、水沢が水面のみならず中まで堅く凍りつくという、最も寒気が厳しい季節。最低室温12℃。ついに今年もつぼみがシオシオになる現象が出始めました。昨年の日記を見ると、やはりこの時期にシオシオ現象。ストーブがいけないのでは?と推測し、今年はストーブを我慢していたのですが、寒すぎるのが原因なのかな~。原因がわからないと迷います。原因対策に励んでいる時は楽しいけど迷いがでると悩むな~。夜間の最低気温を15℃に近づけてみようと思います。

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