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「難民支援者を罰する」入管法改悪。「謝罪」はするが「支援者を非難する梅村議員の問題提起は正しいし、党が事前にチェックした」と開き直る維新の会

2023-05-27 23:37:07 | 入管

(TBS「報道特集」より)

「入管法改正案」で“監理措置”が導入へ 「監理者には絶対なれない」苦悩する支援者の思いとは【報道特集】

「入管法改正案」で“監理措置”が導入へ 「監理者には絶対なれない」苦悩する支援者の思いとは【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース

「入管法改正案」で“監理措置”が導入へ 「監理者には絶対なれない」苦悩する支援者の思いとは【報道特集】(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース

国会で審議が進む “入管法改正案”には、難民申請中の外国人だけでなく、支援する側にも罰則が科される可能性がある新ルールが盛り込まれています。一部の国会議員から支援の...

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国会で審議が進む “入管法改正案”には、難民申請中の外国人だけでなく、支援する側にも罰則が科される可能性がある新ルールが盛り込まれています。

支援者をめぐっては、改正案に賛成している日本維新の会、梅村みずほ参議院議員の発言が問題になっている。

日本維新の会 梅村みずほ 参院議員 「よかれと思った支援者の一言が、皮肉にもウィシュマさんに“病気になれば仮釈放してもらえる”という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながった恐れも否定できません」 と述べ、支援者に否定的な見解を示した。同僚である維新の議員からは拍手が沸き起こった。

ウィシュマさんの妹 ワヨミさん 「姉は必死に生きようとしていました。(梅村議員の)発言は遺憾に思います」

 同じ日、音喜多政調会長が取材に応じた。
日本維新の会 音喜多駿 政調会長
問題提起として間違ったことをしたとは思っておりません。梅村みずほ自身が本会議の登壇においては、原稿は書かれましたけども、我々も最後チェックをしてその上で登壇していただいているというような事実関係です」 

梅村議員の発言撤回や謝罪はないまま迎えた5月23日の法務委員会。

音喜多政調会長は謝罪したものの…
日本維新の会 音喜多駿 政調会長
「我が党が課題意識を持っている被収容者と支援団体との関わり方について、社会と被収容者との摩擦を引き起こしかねない支援団体や内容が入管行政の現場に存在することを耳にされたことがあるでしょうか?」 と支援団体の問題点について難民審査をした参考人に質問したが、「経験上ない」などと否定された。

5月26日、党の指示を聞かなかったことが理由で梅村議員は6か月の党員資格停止処分となった。

支援団体「BOND」学生メンバー 真栄田早希さん 「人の命に関わる問題なのに、こんなに差別とか偏見に基づく思い込みとかによって(法案審議が)進められていることに憤りを覚えています

入管法の改正案では、こうした支援者が罰則を科される可能性のある条項が盛り込まれた。

■「監理人」になる難しさ “90%”が「引き受けたくない・引き受けることができない」という調査結果も

監理措置。入管難民法改正案では、入管に収容されている外国人が外に出て暮らすためには、「監理人」という人が必要となる。

監理人には、担当する外国人の行動を入管の求めに応じて報告する義務があり、怠ると過料10万円以下の罰則がある。

法務省は難民申請者の長期収容を防ぐためだというが、 NPO法人「なんみんフォーラム」によると、支援団体や弁護士などにアンケートを取った結果、「監理人を引き受けたくない・引き受けることができない」と答えた割合は90%に及ぶ。

特に弁護士からは、守秘義務があり、利益相反となるため、監理人にはなれないという声があがっている。

アトゥトゥミャンマー支援 渡邊さゆりさん 「新しい法案がこのまま通って、監理者になれるかというと、絶対なれないと思っている。そういう義務を市民に負わすのは怠慢だと思う。支援者はそういうことをするために支援しているのではない。その人が生き生きと生きていくために色々と一緒に悩んでる。一緒に悩んでる人を別々にしてほしくない

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「外国人をいじめるな」 川崎で入管法案廃止を求めるデモ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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強制送還への不安募らせるクルド人大学生 入管法改正案に懸念 「誰もが人権を保障される世界に」:東京新聞 TOKYO Web

 

 

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お見事!大学院生が大臣を論破。少子化対策や高齢者福祉にについては「財源」を理由にしぶるが、オリンピックや軍事費増については増額ありき!

2023-05-27 22:45:53 | 国政、県政

(Yahoo!ニュースより)

SNSで1000万回再生! 大臣を「論破」した大学院生が伝えたかったこととは

 5月7日のNHK日曜討論「いま話し合おう 子ども・若者とお金」では、小倉こども政策担当大臣と、社会保障を専門とする大学教授や、子育てや若者の問題に取り組むNPOの関係者などが、少子化対策について議論を交わした。

 放送後、論者の一人として番組に出演していたある大学院生の発言にSNS上で大きな注目が集まっている。中には、「大臣よりも現状を理解している」「忖度なしの意見が爽快だった」といった意見が多数見られた。彼女の発言を切り取った動画は、SNS上で1000万回以上再生されている。

番組内で交わされた「論戦」の中身

 まずは、小倉大臣と岩本さんの論戦の内容を見ていこう。

【若者の貧困対策について】

 小倉大臣は、「異次元の少子化対策」と銘打つ少子化対策のたたき台について「将来を考えると子供を持つこともできないという社会構造を変えて対応していく」と、自身の政策をアピールした。

 それに対し、岩本さんは「全く『異次元』の少子化対策とは思えない。若者は貧困によってあらゆる機会を奪われているが、そこに対する対応が全くなされてない」と指摘。数千件の奨学金返済者の声を聞いてきた立場から、奨学金返済の過酷な実態を明快に指摘した。

 まず、学生の3人に1人が平均およそ300万円の奨学金を背負い、3割の人が低収入による延滞を経験していると指摘。それに対し、今回の少子化対策では「月々の返済額を減額することで、債務の返済を先送りにする」措置の拡充など、その場しのぎの対策しか行われていないことを批判した。

 これに対し、小倉大臣は給付型奨学金の拡充もプランに入っていると反論している。確かに、給付型奨学金の拡充は、奨学金問題を解決するうえで重要な対策だろう。

 しかし、岩本さんはさらに畳みかけた。

それってこれから借りる人に対する対策ですよね。いま現在まさに奨学金を借りて、その債務が返せなくて困ってる人への対策が求められていると思うのです。私も相談を受けていて、400万円の奨学金を借りてなんとか子供を育てながら働いて返えそうと思っていたんだけれども、生まれたこどもが24時間医療的ケアを必要とする子どもで、仕事を辞めざるを得なくなって、債務だけが残されてしまった。『この先どう生きていったらいいかわからない』っていう、そういう人たちの声も沢山聞いてるんですね。これからの世代の給付型の拡充はもちろんのことなんですけども、いままさに奨学金を返せなくて困っている人に対する奨学金の『免除』や『減額』などの対応が求められていると思います。

 このコメントは、「今現在」返済に苦しんでいる若者たちの心に大きく響いたようで、SNS上での反響がみられる。もし、岩本さんがこの発言をしなければ、「現在の返済者たち」は議論の置き去りにされていたのだろう。

【社会保障の財源について】

 次に、番組では「少子化対策を実行するためには数兆円規模の財源が必要になる」との試算が紹介され、税・社会保険・国債のどこを増やして予算を確保するのかが議論となった。

 これに対し岩本さんは、「今の予算の優先順位」の話が一切されていないことを痛烈に批判した。この点は、特にSNS上での反響が大きかった点だ。なぜ、五輪や防衛費では予算が議論されないのに、社会保障では予算の議論から始まるのか。たしかに、ここはメディアの姿勢も含め大いに疑問が募るところだ。

少子化対策のみならず、生活保護とか、社会保障の話になった途端、いつも財源の話から入るなって思うんです。「財源がないから難しい」とか『やるなら財源をどこかから取らなければ無理だ』という話になって、いつも社会保障の話は要求が封じ込められていくと思うんですよね。その一方で、『オリンピック開催します』とか『防衛費増額します』ってなった時って、財源の話って最初にあったっけ? と。それは開催ありき、増額ありきだったわけじゃないですか。結局「どこに予算を配分するか、という優先順位が、そもそも少子化だったり社会保障はすごく低く見積もられてるんじゃないかなと思います

【高齢者と若者の対立について】

 「予算」の問題と関連し、若者と高齢者の「給付と負担のバランス」についても話題となった。番組では、高齢者関係の給付が増え続けている一方で、児童・家族関係の給付は少ないというグラフが示された。

 他の出演者が「高齢者にはこれだけ潤沢に予算が使われていることに驚いた」「高齢者の医療や介護では無駄なところにお金が使われているため効率化をすべき」などと論じる中、岩本さんは「予算を高齢者に振り向けるのか、若者に振り向けるのかという二者択一を迫ること自体が『罠』だと思う」と反対意見を述べている。

 高齢者の介護や年金も全く十分でない」ことを指摘し、番組の用意した「筋書き」そのものに疑問を呈した形だ。高齢ワーキングプアが増え、労働相談の現場でも生活できるだけの年金をもらえず80歳になっても働いている人から相談が寄せられている実態を訴え、若者と高齢者の対立を煽る論調に警鐘を鳴らした。

 こうした論戦を受け、SNS上では岩本さんの発言に大きな反響が寄せられた。下記はその典型的な例だが、「本当のことをいってくれてありがとう」という言葉がSNS上にはあふれていた。

岩本奈々さん

ほんとに ほんとに ありがとう ありがとう ありがとう

岩本さんのような人が政治家になってほしい。真面目に。

 

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