水産北海道ブログ

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和2年秋サケ沿岸漁獲速報(10月10日) 1,275万尾と前年比11%増、金額269億円と26%増

2020-10-20 09:49:48 | ニュース

 本道に来遊する秋サケの沿岸漁獲は、シケ後に水揚げがまとまり、1,275万尾と前年より123万尾多い。価格高騰が続き、水揚げ金額は269億円と前年を約55億円上回っている。道漁連の集計では約3万7千㌧で、10月に入り、漁はペースダウンしてきた。最終的には1,675万尾・5万4千㌧(平気目回り3.2㎏)との漁期前予報が現実味を帯びてきた。

 道連合海区漁業調整委員会の漁獲速報(10月10日現在)によると、全道の秋サケ水揚げは1,274万6,219尾で前年同期に比べ10.7%増。9月末から417万尾を上乗せした。金額は魚価の高止まりを反映し269億2,714万円で同25.5%増。

 系統群別では、オホーツクが前年比21.4%増、日本海が82.6%増とめだつ半面、根室、えりも以西、えりも以東が落ち込んでいる。オホーツク9月末に比べ207万尾、日本海は114万尾と漁獲を伸ばしているが、根室、えりも以西、えりも以東は伸び幅が小さい。

 地区別では日本海中部・北部、オホーツク西部・中部が前年より大きく伸びている半面、根室北部・南部、えりも以西日高などが前年を大きく下回るなど、格差が広がっている。

 えりも以東は親魚確保対策として、河川のそ上を促進するため10月15日から垣網の陸側200mを撤去しており、十勝管内では10月5日から同様の措置を取っている。釧路管内は操業始期から3日間、垣網の設置を遅らせた。

▷オホーツク=761万8,732尾(121.4%)、166億5,300万円(137.6%)▷根室=117万9,837尾(59.4%)、26億7,531尾(69.9%)▷えりも以東=88万6,515尾(87.7%)、20億7,735万円(97.9%)▷えりも以西=68万2,886尾(73.2%)、16億1,035万円(95.4%)▷日本海=237万8,249尾(182.6%)、39億1,113万円(228.9%)▷総計=1274万6,219尾(110.7%)、269億2,714万円(125.5%)


2020年10月13日(火)発行/北海道漁協系統通信第6515号

2020-10-20 09:47:54 | 系統通信

WCPFC北小委員会の結果
日本の増枠提案は合意できず、見直し議論持ち越し

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苦しい経営の生産者が国に緊急支援を求める

サンマ漁の水揚げがやや上向く
花咲で1日500㌧、10月の漁獲は12日までに1,920㌧

令和2年度 釧路西部海域毛ガニかに篭試験操業(第一期)
釧路市・釧路市東部が許容漁獲量到達 キロ単価は6千円台

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帯広でシシャモフェア 10日(土)から2週間
新千歳空港での十勝産ししゃも即売会は中止

16、30日に道定置協会が「おとなの秋さけ食育講座」


2020年10月9日(金)発行/北海道漁協系統通信第6514号

2020-10-13 14:18:47 | 系統通信

神恵内村の高レベル放射性廃棄物最終処分場への応募に抗議
村長・村議会議長に地区漁協組合長会、系統各連、環境本部

令和2年度自民党道連団体政策懇談会
新型コロナの影響を踏まえた本道漁業への対策推進を
金融対策、栽培漁業、サケ・マス増殖、サンマ不漁対策など

令和2年秋サケ沿岸漁獲速報(9月末)
858万尾と前年比108%、金額184億円と21%増
オホーツクと日本海が25%以上の伸び、魚価高

マイワシの試験操業終漁
漁獲が前年の7割、単価安く、金額も6割に

令和2年度羅臼養殖昆布共同値決会 前年同で妥結

函館水試がホタテ付着物(ホヤ類)調査結果を報告

常呂漁協、学校給食にホタテを無償提供

噴火湾海洋観測システム、東京の㈲リーフが落札

第1回全道JF共済推進協議会が中止に