1月10日から解禁された日本海ニシン刺し網は、2月に入っても好調を維持している。道水産林務部水産振興課普及指導員がまとめた2月10日在の漁獲量(刺し網・定置網)は、908トンで前年同期の146%。後志が244トン、石狩が664トンとなっており、漁協支所では、小樽市が180トン、石狩湾漁協の石狩支所で296トン、厚田本所で300トンと水揚げがまとまった。そのほか石狩湾漁協浜益支所が66トン、東しゃこたん漁協が53トン、余市郡漁協10トンとなっている。
現地では6年魚の漁獲が終わり、5年魚から下の年級群に移っているが、3年魚、4年魚も一部では獲れている。
札幌市中央卸売市場へのニシン入荷は、1月が約160トン、平均キロ単価400円と盛況だった。2月に入っても20日現在で約90トンの入荷があり、入荷量が落ち着いてきた分、キロ単価は500円台とやや下がっている。
全体としては2月中に1,000トンの大台に乗る可能性が大きく、昨年の最終(1,141トン)を上回る豊漁が期待される。
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