
日本海ニシンは石狩、後志北部の量産地帯が最終盤を迎えているが、今漁期の不漁を挽回するような漁獲は見られない。道のまとめによると、3月21日〜31日の10日間の日本海沿岸ニシンの累計漁獲量は、前回より144㌧増の1,622㌧となった(前年同期比は39%)。
後志北部の累計漁獲量は、東しゃこたん漁協25㌧・余市郡漁協88㌧・小樽市漁協214㌧の計328㌧で、前年同期比33%となっている。3月21日から31日までの10日間の漁獲量は、3漁協合計で33㌧。
石狩湾漁協の累計漁獲量は、本所600㌧・厚田支所544㌧・浜益支所54㌧の計1,198㌧で、前年同期比41%。3月21日から31日までの10日間の漁獲量は、本所10㌧・厚田支所55㌧・浜益支所1㌧で合計66㌧だった。
留萌管内の累計漁獲量は4漁協合計で95㌧で、前年同期比39%。3月21日から31日までの10日間の漁獲量は4漁協合計で45㌧だった。
後志南部は寿都町漁協が累計で319㌧と数量を伸ばした。古宇郡は累計で62㌧。他地区の数量は奮わず、3月21日から31日までの10日間の地域全体の累計漁獲量は385㌧だった。
なお、札幌市中央卸売市場には8日に根室産ニシン4㌧が入荷しており、相対で中値キロ270円がついている。
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