2025年の日本200海里内に続いてロシア200海里内における日本漁船によるロシア系サケ・マスの試験操業の条件を決める日ロ政府間交渉も14日妥結した。
水産庁によると、この交渉は今月10日からウェブ会議で開かれ、日本200海里内と同じ出席者で協議され合意した。
合意内容は、曳き網による試験操業を1隻で行い、総漁獲枠が125㌧。そのうちベニザケが10㌧、シロザケ21㌧、カラフトマス90㌧ギンザケ3㌧、マスノスケが1㌧。入漁料が2,500万円。操業期間が6月1日〜7月31日までの36日間でほぼ前年と同じ条件となっている。
3年ぶりに再開した昨年の試験操業は、7月1日〜12日までに199㌧の漁船1隻が出漁し、漁獲量が8.2㌧にとどまり、ベニザケは皆無だった。今年は出漁を早め、カムチャッカ沖での操業に成果が期待される。
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