水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

12月号の表紙は、シンガポールで開かれた「北海道プレミアム食材商談会」です。

2016-12-07 11:30:44 | 月刊水産北海道

12月号の表紙は11月21日にシンガポールで開かれた「北海道プレミアム食材商談会」です。

 食の輸出1500億円をめざす北海道は、シンガポールの高級レストランを借り切り、「北海道プレミアム食材商談会」を開催し、現地の飲食店や政府関係者を招き、新鮮で美味しい道産食材を売り込んだ。道漁連も生鮮の秋サケなどを持ち込み、営業企画部の三村部長代理がプレゼンを行ったほか、イワシ・サバなどの食材を提供し、大好評だった…とは言っても情報・写真とも道水産林務部の提供ですが。

 
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水産北海道2016年12月号 さよなら2016年 想定外のコトばかり 本道漁業始まって以来の不漁乗り越えよう!

2016-12-07 11:07:25 | 月刊水産北海道

12月号が出ます 何となく「当ての外れた」「想定外の」1年でしたが、V字回復もありか

 と言ってもまだ終わったわけではなく、この間久しぶり会った人から「島が島が返ってくるから大丈夫だ」と言われ、沈滞ムードを晴らす師走となるのか。ちょっと期待もしています。

 

水産北海道の12月号の主なコンテンツは、
水産業の将来方向を考える重大な岐路
注目される次期水産基本計画 許可一斉更新

fish−1グランプリ 「弁天かき」デビュー
4年魚不振で大ブレーキの秋サケ来遊

全道「JF共済」推進・専務参事協議会
青函水産試験研究交流会議 漁業者の関心集まる」という感じです。

目次のラインナップは次の通りです(A4判・56ページ)。

農協・農業改革の実相 「自己改革」という名の十字架

特集1 水産業の将来方向
次期水産基本計画の検討進む
「資源管理」に国が積極的な関与 「担い手」明確化

 指定漁業の一斉更新 水産庁が素案示す
全許可船にVMS設置、公示隻数抑制

28年度漁協経営推進会議を全道で開催
浜プランを盛り込んだ「29年度事業計画」を

道議会で水産政策を議論
日本海振興、噴火湾ホタテ復旧、災害に強い漁場づくり

28年度専務参事会研修会 人材育成の講演聞く

信漁連 全道マリン塾 コンプライアンス研修

特集2 fish−1グランプリ
「天然ビワマス親子丼」がグランプリ受賞

厚岸の新ブランド「弁天かき」デビュー

カキ漁の現場から 「湾中のカキ」中谷孝二部会長

羽田空港免税店で道産干アワビ・乾貝柱の販売開始

特集3 今シーズンの秋サケ
道総研が来遊状況を分析 不振は4年魚の減少が原因

2016秋サケ・サンマの最終結果 不漁感漂う浜

シシャモこぎ網漁が終漁 えりも以西・厚岸が数量増

イエローページ ぎょさい 28年度上半期加入・支払い実績

行政だより サクラマスの船釣りライセンス制

特集4 全道「JF共済」推進・専務参事協議会
チョコー引受基準の緩和活用し年度目標の達成を!

水政審資源管理分科会 ズワイガニTAC改定(オ海増枠)とマダラ資源管理(TACへの布石)

特集5 青函水産試験研究交流会議
通信技術による水産システムやホタテ研究の成果

花開いた「お魚殖やす植樹運動」連載8回増毛漁協女性部

石狩湾漁協厚田地区女性部が「北海道昭和会」に感謝状

ビジネスEXPO2016 「つながる」キーワードに新たな北海道創造

お知らせ 漁村振興協会から募金のお願い 『新地町の漁師たち』上映決定

トピックス 4定道議会に補正予算18億円など

知っていますか水産普及情報 石狩地区水産技術普及指導所・ニシンの魚食普及活動

ホットニュース&編集室から

第9回小樽しゃこ祭 旬のシャコ多彩なメニュー

シンガポールで道産水産物のプレゼンと商談会

道漁連 村上和美常任監事に聞く

 
 

石狩湾系ニシン 今漁期後半に獲れる3年魚の動向に注目

2016-12-07 10:59:46 | ニュース

 道水産林務部漁業管理課は6日午後から札幌市水産ビルで「石狩湾系ニシン資源動向等に係る意見交換会」を開き、その中で道総研中央水試の星野昇研究主幹が石狩湾系ニシンの資源動向と今漁期の見通しを説明した。

 それによると「漁況予報」のポイントは次の通り。

① 序盤は例年同様に6年魚以上の大型群の来遊があるが、大型群の来遊量は昨漁期(平成28年)より少なくなる

② 1月下旬から2月上旬にかけて5年魚(2012年級)主体の来遊となり、盛漁期となる

③ 4年魚(2013年級)は多くないため、来遊量は次第に低調となるが、漁期後半に来遊する3年魚(2014年級)の来遊量は比較的多くなる

④ 近年、漁獲の主対象となっている4年魚以上の資源重量は、今のところ昨漁期(28年)の60〜70%程度を推定される

 星野研究主幹は「今年3年魚として来遊する昨年の2年魚は、漁期後調査でも獲り残しが多く、4年魚以上の来遊の不足分を補う有望な資源と考えられる。それだけに、刺し網の目合い2寸以上、漁期後半の操業切り上げといった資源管理は有効であり、3年魚への漁獲圧をかけ過ぎないでほしい」と述べた。

 石狩湾沿岸のニシン刺し網漁は、1月10日から解禁され、昨シーズンはスタートで躓いたものの、2月に入って大幅に漁獲を伸ばし、3年ぶりに2,000㌧大台を突破した。特に石狩湾漁協は約1,500㌧と前年の1.5倍となり、過去最高を記録。3年魚以下の若齢魚を保護するため、3月18日で刺し網漁を切り上げた経緯がある。