水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2016年3月25日発行/北海道漁協系統通信6151号

2016-03-25 16:50:42 | 系統通信

日本海沿岸ニシン漁獲(3月10日現在)
2,000トン水揚げ、3年ぶりに大台達成
石狩湾漁協が過去最高、若齢魚保護から18日で終漁

道漁業就業支援協議会の平成27度第2回総会
28年度も漁業就業支援フェアを札幌で2回開催する計画

道議会予算特別委員会で漁業共済制度を質疑
施設共済の加入促進に掛金の割高感の改善必要

平成27年度JF共済新規加入実績(2月末)
チョコー純新規実績195億円 推進目標達成まで残り25億

栽培公社が29日から水温情報をリアルタイムに提供
はこだて未来大と提携「ユビキタスブイシステム」で迅速化

札幌市の(株)大成水産が海難遺児育英会へ
昨年に続き100万円を寄付、今後も継続実施を

道漁連が参事の人事異動を内示
村上内部監査部長、鈴木営業第二部長が昇進 


ゼニガタアザラシ28年度から3年間、100頭捕獲 漁業被害の軽減めざし、4月20日の現地協議会で最終判断

2016-03-25 11:45:07 | 系統通信

 えりも地域のゼニガタアザラシの管理方法を検討してきた環境省のゼニガタアザラシ科学委員会の第3回会合が24日札幌市エルプラザで開かれ、特定希少鳥獣管理計画を承認し、生態モニタリング調査、先進事例調査の結果報告を受け、28年度実施計画を協議した。その結果、平成30年度の個体数を現状の80%程度に管理するため28年度から3年間、毎年100頭を上限とし、定置網でサケを捕食する「常習個体」を選択的に捕獲することになった。漁業被害を軽減する目標を達成するため、モニタリングをしっかり行い、毎年見直しを行う。 実施計画案は、今回の科学委員会で大筋了承され、4月20日にえりも現地で開催される保護管理協議会で、漁業者の意見を聞いた上で最終的に決定する。


道議会水産林務委員会 山崎部長が「サスティナビリティ」産業への提言

2016-03-25 11:33:18 | ニュース

 道議会水産林務委員会(松浦宗信委員長)は、3月23日午前10時から第5委員会室で開かれ、第1回定例道議会への付託議案を承認し、放射性物質の海水・水産物モニタリングの実施状況と計画の説明を受けた。また、山崎峰男水産林務部長が2年間の経験を踏まえ、「サスティナビリティ」(持続可能性)をキーワードとする今後の水産業、林業発展の方向性を提言した。

 山崎部長は、平成26年4月就任以来の環境変化を「まさに激動の時代だった」と振り返り、日本海漁業振興による格差是正、台風・低気圧によるオホーツク海のホタテへい死、定置網被害、近代化資金での対応、さらにロシア200水域のサケ・マス流し網禁止、TPP交渉大筋合意などめまぐるしい変化を指摘。「難問も山積している」と語り、輸出をリードするホタテの生産停滞、ブレーキが危惧される状況をあげた。

 最後に「水産・林業を北海道のメイン・プレーヤーに位置づけないと産業発展はない」「サスティナビリティをキーワードに発展する責務を果たすことが求められる」と強調し、道議会での議論を深め、関係者の連携を密にするよう期待した。


道加工連が5月5日「かずの子の日」パンフ作成 4月30日には制定を記念し三国シェフが「味覚の授業

2016-03-25 11:23:10 | ニュース

 

 道水産物加工連(中陳憲一理事長)は、5月5日を「かずの子の日」と制定し、このほどPRパンフレット2万枚をつくって小学校など各関係先に配布している。また、4月30日に「かずの子の日」制定を記念したイベントを札幌市中央卸売市場で開催し、増毛出身でフレンチの巨匠として知られる三國清三シェフが「味覚の授業」を行う。小学校3年生~6年生の児童21人と親が中陳理事長から「かずの子の日」の由来などを聞き、三国シェフから授業を受け、親子料理教室でかずの子料理に挑戦する。