水産北海道ブログ

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日本海沿岸ニシン漁獲(2月末日現在) 1,900トンを突破、3年ぶり2千トン台確実

2016-03-07 18:49:18 | ニュース

 1月10日から解禁された日本海ニシン刺し網は、2月中旬以降、大幅に漁獲を伸ばし、1,900トン台に達した。前年最終(1,415トン)を489トン、34.6%上回る豊漁となっている。2月11日~20日までに829トン、2月21~29日まで239トンを漁獲し、特に石狩湾漁協厚田地区の伸びが大きかった。

 道水産林務部水産振興課普及指導員がまとめた2月末日現在の累計漁獲量(刺し網・定置網)は、1,904トンで前年同期の148.1%。後志が495トン、石狩が1,409トンとなっており、主要産地は前年最終を上回った。漁協支所では、小樽市が360トン、石狩湾漁協の石狩支所で463トン、厚田本所で710トン、浜益支所で236トンと水揚げがまとまった。そのほか、余市郡漁協が69トン、東しゃこたん漁協が66トンとなっている。