T.S.D.

Tomorrow will be a
Splendid
Day !!

*宣伝などのコメントはご遠慮ください*

別れの日

2007-03-31 | お仕事
別れの季節です。

今日は仕事の後に、退職してしまう先輩と異動する上司のお別れ会でした。

退職する先輩は、私が入社したときからとっても身近でずーっとお世話になり、ちょっとしたことでも聞きまくり、それでも穏やかに教えてくれていた先輩でした。

もう一緒に仕事をすることが無いと思うと、グッと来てしまいました

そして、もう一人の上司・・・・・。

この上司、多分世間の普通の会社にいたら「かなりの変わり者」として扱われているでしょう。(いや、確かにうちでもそうなんだけど)

スーツはダボダボ。(昔は太っていたらしい。でも痩せた今でも買い換えない)

そのスーツのズボンからシャツがいつも出ている。

靴下は穴が開いている。

ネクタイは100均で購入。(100均大好き。自分が死んだらCanDoから花輪が届くと豪語していた

そのスーツのブレザーの肩には埃(=ふけ)が・・・・常駐。

髪の毛カットは1000円カット。

会社の経費で買う文房具も底値のブランドで買う。(だからホッチキスの芯がほとんどの場合において止まらない。無駄な芯が多いので、これは丈夫なブランドのものを高く買っても同じ金額なんじゃ?と思う)

とにかく節約家。封筒はまず捨てずに再利用。

50歳。独身。今までの生きている間彼女なし。体は病身。

資産はすごい。年に何回か海外に行く(ビジネスクラス利用)

お料理上手。季節の行事に敏感。(おせちを作ったりとかね)

無類のマーガリン好き。でも節約家でマーガリンの入れ物を捨てられず、空箱はやはり再利用。

接客嫌い。クレームが来ても(責任者なのに)でない。ついでになり続けている電話にも出ない。内線なのに出ない!



・・・とぱっと思いつくことを書いただけでもこんなに!!

いや、ほんとに変わってるんだけど、だんだんこれに慣れてくるとものすごく面白い。
仕事中に独り言が多く(しかもでかい)、ぶつぶつ言いながら仕事してるんだけど、その仕事たるや完璧
何でも事務の天才とか。
とにかく完璧なので、何かこの上司に聞くと必ず正確な答えが返ってくる。ま、プラス文句も一緒に来るときもあるけど

というわけで、超個性的な方だったわけだけど、ここ半年くらいはものすごく皆に頼られていてほぼ「お母さん」状態だった。

「お母さ~ん」と呼ぶと今まで返事が無かったのに、最近は自覚したのか「はいはい」と振り返るようになった!

というわけで、その上司が栄転。
ま、とっても近場なんですが。

今日の今日まで文句ばっかり言ってたんだけど、最後の挨拶になって

「ありがとうございました!」って言った後に・・・・

上司の顔がくしゃくしゃになり・・・、泣いてしまいました

私はまさか泣くとは思わなかった意外性と今までの思い出や感謝が一気にこみ上げて、私まで号泣
最後に握手して、またもや号泣・・・・
どうした、私。

やっぱり癖があっても不潔でもケチでも(ごめんなさい・・・)、仕事をきっちりやる人、そして部下のことを(文句を言いながらでも)面倒を見る人は皆から愛されるんです。

それを肝にめいじて、私もちゃんと正確な仕事できるようにがんばりまーす


「サボテンの花」

2007-03-31 | 舞台☆
本当に久しぶりに舞台を楽しみました。

大学の後輩ながなみちゃんのお世話になって、キャラメルボックスの「サボテンの花」という音楽劇を観ました

キャラメルボックスは昔中学演劇時代にやったこともあるし、大学の卒業の時に突然結成した「劇団つくつくぼうし」というのでもやったし、何度か劇場にも足を運んでいて、身近な劇団でした。

でも昔知ってた俳優さんがその頃は若者役だったのに、老け役をやっていると、確実に時代は経ってるんだなぁと感じます。

お話は私が好きな宮部みゆきさんの原作をアレンジしたもの。
小学生のストーリーでとにかく最初から最後までエネルギーがいっぱい

ここの劇団は前説があるんだった・・・・。
今回は録音だったけど、前説からかなり笑わせてもらっちゃった

いっきに場があったかくなってからスタート。
そして最後のカーテンコールまで笑ったりちょっと泣きそうになったり、そんなお芝居でした。

カーテンコールって大好き。
役者さんの笑顔が最高に輝いて見えるからです
あと、劇場の神様がいるって感じるときだからです。
舞台人の栄養はお客さんの拍手って前に聞いたことがあるけれど、本当にそうかもしれないな。

遠い遠い昔、舞台の人になりたいな~って淡い憧れを抱いてたけれど、そんなことを思い出させてくれました。
あんなカーテンコールで舞台の上に身をおけたら、もうそれは最高だろうなそれが自分の仕事だったらなおさら。

今、私は習い事で朗読に通ってるけど、それは昔の淡い夢をまだ追い続けているためかもしれません。
よく「なんで朗読なんかやってんの?」と言われるけど、それは単に好きだから。
でも本当のことを言えば、朗読の中では作品の中で複数の役を自分が独り占めして演じることができ、ちょっとした役者気分に浸れるからかもしれない

そんなことを考え出させてくれたお芝居でした。
あ、もちろん「音楽劇」だけあって、歌もエネルギッシュでした!!

・・・・またいつかお芝居をやりたいなぁ。趣味で。