T.S.D.

Tomorrow will be a
Splendid
Day !!

*宣伝などのコメントはご遠慮ください*

ラブネバーダイ

2014-04-10 | 舞台☆
先月末に実家にYuを預けて『ラブネバーダイ』を日生劇場に観に行きました。

あのオペラ座の怪人の続編と言われれば、そして市村さんがファントムならば行かずにはいられない(*´∀`*)

中学高校と私は大の市村正親さんファンだったのです。
あぁ、追っかけしてたなぁ…(遠い目)

高校時代はよく舞台を観にいっていて、今考えるとどうしてあんな贅沢ができたのか不思議なのですが、お小遣いをチビチビ貯めていたのは覚えています。とにかくオタクっていました。
そんな時に一緒に舞台に付き合ってくれていた友達と今回観劇。
お互い母になったけど、今もこうして一緒に観劇できるのは本当に幸せなこと☆彡



久々の日生劇場。客席の薄暗い感じや壁のキラキラ、波打つ感じがなんとも言えません。

さて舞台は、意外な展開でした。
オペラ座の怪人のイメージからはちょっと離れており…とにかくラウルが落ちぶれていたのに驚愕(゜д゜)

個人的にはオリジナルが好きですが、これはこれで不思議な魅力があり、終わってからネットでDVD(オーストラリア版)買っちゃいました!

市村さんはちょっとふくよかになられた感がありますが、存在感や歌唱力は圧倒的でした。
クリスティーヌの濱田さんも素晴らしかったです。四季辞めてからも多方面でほんとに活躍されていますね(*´∀`*)

やっぱり舞台はいい!
でも頻繁に観るのはもうムリだな…^^;

せめてYuには、質のいい舞台を年に何回かは観せていきたいと思っています。

「王様の耳はロバの耳」

2012-07-29 | 舞台☆
いつ、どのタイミングで、何を・・・と機会をうかがっていましたが、
最近ジタバタ率が高いので、大人向けのミュージカルはちょっと勇気がいる・・・(っていうか私が楽しめない)

というわけで、子どもミュージカルの「王様の耳はロバの耳」がちょうど
全国公演をするというのを見たので、これだ!と思い予約しました。

Yuにとっては初の劇団四季~

in葛飾 ・・・私も初めて葛飾区に足を踏み入れてみたという



おとなしく座っていてくれたらいいんだけど・・・・。

ま、実際、こんなんだし



さすが夏休みだけあって、ちびっこだらけ。
これはちょっとくらい騒いでも大丈夫なはず

「王様~」は話も分かりやすいし、短いし、ダンスも多いし、
客席を巻き込んでの歌があるし、出演者が客席に来てくれるし・・・・
なんて色々考えた上での観劇でした

まだ2歳だから膝上観賞ができるし
(思いっきり肩から頭が出ていましたが
しっかし15キロを膝の上、って足がしびれました。

2列目センターということもあって、かなりの臨場感
私も久しぶりの観劇でした。

まさか自分が子どもを膝に乗せて観劇し、休憩時間は「ちっちは?ちっちいっとこ!」と終始ちっちの心配に終わり、
終わってからは「ほら!握手してもらいなさい!」と
出演者の近くに子どもを行かせ必死に写メとるようになるとは・・・・・。(ぶれてるけど)



なんだか年月が経ったもんだな・・・・・

Yuは、途中ちょっとだれたものの、けっこうちゃんと観ていてくれて、
客席が笑うときは一緒に笑ったりもして(本当に分かっているかは謎)、
妖精が席の脇を通ったら「ちょうちょ!!!」と叫んでいました

小さい頃から本物(ライブ感)を、と0歳からYuを色々なコンサートやらに連れて行っていますが、
私自身も小さい頃からおやこ劇場やコンサートなどでしばしば劇場に連れて行ってもらっていました。
特に、桜木町の紅葉坂の上の青少年センターホールは思い出の場所です。

Yuは将来どんなものを目指すか分からないけれど、とりあえず、色んな引き出しを持っていて欲しいという
ほぼ親のエゴです
ま、私が観たいっていうのが8割方なんだけど

うちの親も確か同じことを言っていたと思うので・・・・歴史は繰り返すってことです


ディズニーオンアイス

2011-08-21 | 舞台☆
くろさんからご招待をいただいたので家族で横浜アリーナへ行ってきました

Yuは「ここどこ?」とキョロキョロ



なんか楽しそう~ ワクワク



カメラOKだったので公演中バチバチ撮ってましたが
そのせいで肝心なミッキーの登場を見逃しました

ミッキーの声って、どうしても真似したくなる性
ミッキーもグーフィーもプルートもどうしてあんなに高い声なんだろう

ショー自体はやっぱりディズニーで、内容はどちらかというとチビッコ向きですがスケートは凄いなぁと思います。
ちなみに私はアイススケートは絶対にダメです
何度かスケートに行ったこともあるけど、壁から離れたこともないし
靴の痛さとバランスとるのに疲れ果てて、生涯で二度とやるまい!と毎回思う・・・。

ディズニーリゾートのショーの豪華版という感じ。
ミッキーをはじめ、オールスターメンバーでした

ナイトメアビフォークリスマスのジャックの声・・・・・
どっかで聞いたことのある声。。。歌声も
もしや・・・・・・市村さんなはずです

Yuはノリのいい曲にはリズムをとってノリノリで見ていました

中で飲食もできるし、たくさんの子供がいるから多少騒いでも構わないし
親もとっても気楽に楽しんで見る事が出来ました

後ろの席1列は大人の集団で、始まる前からチューハイ・ビール・ワインを飲んでて
焼きそば・漬物などをずっと食べていました
なんだかノリといい匂いといいナイター見ている雰囲気。

キャラでパンツ1丁の人(多分ターザン??)が滑っていたんですが、
後ろのナイター集団が「あ、あいつだけ衣装忘れてる。衣装忘れてますよー!」と
言っていて、超笑えました




キラキラ光るグッズとかたくさん売っていましたが、さすがの価格・・・・・
厚さ5ミリのパンフレットにいたっては2500円という
(閲覧だけさせてもらった
カキ氷も1700円でYuがまだ「欲しい」と言える年齢じゃなくてよかった

引越し準備で気持ち的に混沌としていたので、本当にいい息抜きになりました

レ・ミゼラブル チャリティーコンサート

2011-05-02 | 舞台☆
レ・ミゼラブルの東日本大震災チャリティーコンサートがあり、そこそっこさんと行ってきました。

レ・ミゼラブルは昔々に1度見ましたが、私が子供だったせいかストーリーが難しく
正直あまり記憶に残っていないミュージカル。
ただ、曲はものすごくいいという印象だけは強く残っていました。

そして先日、テレビで放映されたロンドンのレミゼラブル25周年記念コンサートを見て、あまりのすごさにテレビ見ながら何度も嗚咽してしまうくらいハマリ・・・・

そんなときに日本のレミゼカンパニーで震災のチャリティーコンサートがあると知ってぜひということで行って参りました。
(すごい倍率だったチケットをGETしてくれたそこそっこ旦那さん、ありがとう
このコンサートは出演者・オーケストラの方などボランティアで、売り上げの全額が被災地に届くそうです。

こちらのプリントTシャツも売り上げは被災地へ。
1枚買いました





たどりついた帝国劇場。
帝国ホテルの場所にあると錯覚して迷ったくらいの超お久しぶり感



(以下、どんどんコアになっていくので引く方は読み飛ばしてください

1幕は、現在の全出演者と初演の出演者を交えたコンサート。

そして、ミュージカルファンなら「キセキ」と思えることがたくさん。
同じ役でもその役を得ている役者さんが入れ替わり立ち代り歌声を披露。
皆さん個性や雰囲気、声も勿論違うので、自分はこの人の時に観にいきたいなーなんて思いながら観ていました。

初演の出演者、ジャンバルジャンの鹿賀丈史、ジャベールの村井国夫、マリウスの野口五郎、コゼットの斉藤由貴、フォンティーヌの岩崎宏美、エポニーヌの島田歌穂、テナルディエ夫妻に鳳蘭&斉藤晴彦、アンジョルラスの岡幸二郎、司祭の小林アキラが出てきてそれぞれ歌声を披露

現在のジャンバルジャン3人+鹿賀丈史=4人での歌声はほんとにキセキ

何よりも鳥肌がたったのが、山口祐一郎の「Bring him Home」
私のイメージのジャンバルジャンそのものでした。

レミゼは6月12日に千秋楽を迎え、次の上演は新演出になるそうです。
また千秋楽までの間に初演キャストが出演する回が何回かあるみたいで、
鹿賀さんがジャベールに挑戦するそうです!




そして2幕は、トークショーになり、出演者が震災に対しての想いなどを語り、ついつい私も胸が熱くなってしまう



オークションでは、ロビーに出ていた品々を購入したい人が値をつけて応募しており、
それぞれで一番高値を入れた人が発表されました。



信じられない金額で次々と競り落とされていきましたよ
みなさんちゃんと現金を持ってきてるんですね・・・・。
例えば、出演者全員のサイン入りプログラムは15万円とか。
殆どが万単位でした・・・・・・

そしてオークションの極めつけが、2幕最後に出演者全員で歌う「People sing」を一緒に舞台上で歌え、
さらにプロのカメラマンがその姿を追って撮ってくれるという権利
これは投票形式ではなく、客席で次々と入札価格を宣言する、ザ・オークション!というものでしたが、
2500円から始まり、どんどん値が上がっていって、ついに
「20万円!」
の声。

落札者の方は舞台上の真ん中で出演者に囲まれ一緒に歌い、山口さんと何度も握手をしてました。
すごいなぁ・・・20万かぁきっと一生の思い出になったことでしょうね


私もとても感動をもらったコンサート。
このようなチャリティーイベント、とても有意義な試みですね。
少しでも被災地の助けになる義援金に協力できたらなと思います。



あ、ちなみにYuは父・祖母・叔母に預けていきました。
大人3人がクッタクタになるくらい元気いっぱい(昼寝殆どなし・・・・)たっぷり遊んでもらい過ごしたようで、私が迎えに行っても「あ、帰ってきたの?」的なうすーい反応されました



KOOZA

2011-03-02 | 舞台☆
原宿ビッグトップで公演中、シルク・ドゥ・ソレイユの「KOOZA」を観てきました。



正直、Yuは大丈夫かな~?と不安の方が大きく、ま、泣いたりぐずったら
ロビーでみればいいやと開き直ってみたり。
でもやっぱりちゃんと観たーいという親の希望

会場に行く前のランチでついでにおやつも食べさせちゃって、
「もうすぐ眠くなるね~、お昼寝時間だね~」なんてさりげなく誘導



ランチと言えば、駅側から竹下通り入ったすぐ左側にある地下の洋食のお店に最初入ったんだけど外の看板には、ハンバーグとかオムライス・・・とか普通のメニューが書いてあっただけ。

いざお店に入るとなんか原宿っていう雰囲気と違うねぇ~。誰も居ないし。
なんて話しながら席についてメニュー見てびっくり

単品で全部2000円以上。ハンバーグにいたっては3000円・・・・・。
コースじゃないですよ単品で・・・・・。しかもランチ。
見間違いじゃないかねぇ・・・・ヒソヒソ・・・・・
でも、どう見返しても全品2000円以上。

既に席に座ってたけど、出る準備して
「す、すみません・・・ちょっとお値段が」と言うと、
「うちはいい材料使ってるからその値段なんだよ。前に安いイタリアンあるよ。」と
あっさり安い店を紹介されたのでした
でも、結局他のお店に入ったけど・・・・・。
あの値段で修学旅行生いっぱいの竹下通りでよく経営できてるなぁ・・・・。
ま、余計なお世話ですが。



さて

本題のKOOZAです。
久しぶりの舞台の雰囲気万歳
同期にもたくさん会えて万歳
あとはYuのご機嫌のみ・・・・・・・。



いきなり大きな音、会場内真っ暗、ストロボ光る、大音量の音楽・・・・などなど
途中所々で赤ちゃんの泣き声が
次はうちかな??

と思っていたけど、意外にも2時間15分、Yuは釘付けで観ておりました
時には身を乗り出し、時には拍手し、突然の大きな音にはびくっとなり
そうなんです。1歳児でも釘付けになるくらい、とっても面白い舞台でした

もはや人間技とは思えぬ色々な技。
言葉でうまく説明できないので、こちらをクリック
手に汗握り、「うわ~!」「きゃー落ちるぅ!!」なんて言いながら観てました。
ドキドキしながら舞台観るなんて何年ぶりか

7月まで公演中のようです。
夏休み前に家族で行ってみるのもいいですね
「すごいー」と絶対に盛り上がるはずですよ





レトロなコンサート

2010-09-25 | 舞台☆
「八洲秀章没後25周年記念コンサート」という渋ーいコンサートに母と行きました

実のところ、八洲さんのことは全然知らず
でもなぜ行ったかといえば、昔好きだった俳優さんである沢木順さんが出るから。
っていうか、八洲秀章さんは沢木さんのお父様なんです。

八洲さんは、昭和に活躍された作曲家でラジオ歌謡など、戦争前後にヒット曲を
沢山作られたそうです。
私からするととーってもレトロな歌が多く、観客も殆どが60代~80代・・・・・。
みなさん、一緒に声を出して歌うようなアットホームな雰囲気

沢木さんをはじめ家族ぐるみで作っているコンサートで、家族からも
お友達からもその時代に生きた聴衆からも愛される八洲さんの人柄が垣間見れたような
気がしました

そして、沢木さんの歌声、久々に聴いたけどやっぱりいいですわ~
中学の頃に観た「オペラ座の怪人」の怪人役が沢木さんだったのでした。
それ以来ずっと気になる俳優さんです。

なんせアットホームなので、近くで拝見することができましたが
歳とられたな・・・・・・という第一印象
それを母に言ったら「人のこと言えないでしょ」と
・・・・はい、そうですね。



この日はYuを旦那に預けていきましたが、
出掛けに玄関まで半べそかきながら追いかけてきたYu。
私が出かけたあとは30分くらい泣き通しだったとか

帰った頃にはけろっとしてましたが、やたらベタベタ・・・・・。
次の日も機嫌がイマイチで、ずーーーっと私にひっついてました

これから一時保育とかで預ける機会も増えるし、
徐々に慣らしていかなくてはと思いつつ・・・・・。
うーーん、親子共々練習です。



おつきゆきえさんの朗読会

2009-08-20 | 舞台☆
母が行けなくなったと言うので、急遽代わりにいくことになった朗読会。

会場は市民館の一室だったので、こじんまりしてるだろう・・・・と予想して行ったら、なんと一部屋に50人くらいの観客がぎゅうぎゅう

おつきゆきえさんという方が朗読されるのですが、私は残念ながら存じ上げなかった方。なので、その人気ぶりにびっくりしました

宮沢賢治の「どんぐりと山猫」「畑のへり」「虔十公園林」の3作品を間に楽しい体験談や感想を交えながら朗読されました。

正直言って、宮沢賢治は難しいというイメージがあったけれど、
へ~こんなお話があったんだ・・・・とか、作者の独特の表現・描写方法とか、
もちろんおつきさんの朗読もすばらしかったこともあって、けっこう感動してしまいました

観客の中には・・・・涙してる人も

いいお話をじっくりと聴くって、贅沢な時間ですね

まだまだ自分の知らないいい話がたくさんあるし、
子供が生まれたら沢山の絵本に出会っていきたいと思います

私が小さい頃によーく読んでいたのは「こどものとも」シリーズ。
今でもあるのかなぁ~。

「春のめざめ」を観ました

2009-07-12 | 舞台☆
久しぶりに浜松町へ行きました。
きれいなビルがたくさんできたなぁという感想。

そのうちの一つ、汐留ビルの「雲仙」という串焼きやさんでランチ
沢山種類があって、豪華な内容で美味しかったでっす。
ご馳走様でした



壱と会うのも久しぶりだったので、ランチだけでは話し足りず、
観た後にお茶も
楽しかったです

さて、「春のめざめ」は・・・・

前評判ですごく楽しみにしていました
思春期の葛藤と大人への反発と疑問。
あっさりとお腹から笑えるTHE MUSICAL的なものも好きですが、テーマが深いものがどんなミュージカルになっているのか気になったんです。

まだこれから観る方がいるかもしれないので・・・
ストーリーなどはリンクをご覧下さいね~

私の感想としては、いい意味で劇団四季ぽくない!って最初思った。
(全員知らない役者さんだったからかも)
でも、なんだか最後は、四季ぽさが残り、あぁこういう終わり方かぁみたいな
ちょっと意外な結末。

演出や照明、装置が工夫されていて、これは面白いなぁ
特に最初のエネルギッシュな場面は見ごたえがありました。
ロック調で、マイク持って歌うから、迫力はあるし、
特に舞台上の演奏がいい!ステージシートだともっと迫力あるだろうし、
これはミュージカル嫌いの人でもきっと大丈夫なはず。

ただ、どうしてもセリフに違和感があって
自然じゃない、いかにもという言い回しに次第にがっくり来るというか。。。
あくまで私の個人的感想なのでね
あと、歌が心に響く役者さんとそうでない役者さんの差もあって。
特にゲオルグ役とイルゼ役の歌声は際立っててすごい迫力感じました

というわけで、作品的には面白かったので是非ブロードウェイの本場で観て見たいな~
ブロードウェイにいけるのもいつのことやら・・・・。
・・・来日、来ないかな。


俳優座プロデュース 「東京原子核クラブ」

2009-06-10 | 舞台☆
久々に舞台を観ました。
母が行けなくなったと、チケットをもらって。

平日の昼間、さらに近くの市民会館なので、
客席の8割は50歳以上の方とお見受け

だからと言っては何ですが、客席はかなり自由な感じ

例えば芝居の中で役者さんが割烹着を着てたら
「あ~ら、私もおんなじの持ってたわよぉ」とか・・・
(ひそひそ声じゃないの、これが!)

芝居中のセリフ、例えば「そうだったんですよ」というのがあれば、
おばちゃんも「そうだったんですよーだってさー!」とか・・・

かばんの中のお菓子をごそごそ取り出して、
隣の人にあげたりだとか・・・・。

これはこれでいい気がしてきた

私の隣には60代くらいのおばさんが座ってて、お芝居始まる前にアナウンスで
「携帯の電源はお切りください」と流れたら

「あの、ちょっと・・・携帯の電源ってどこで切るのかしら?」

と私にお尋ねになりました。

そこから話が始まって、飴もらったりし始めて・・・・
とうとう自分の娘さんがこの間結婚したという話になったので、

私「あら、それはおめでとうございます」って言ったら

おばさん 「もう20年も前のことですけどね」

って・・・・

「この間」ってこのおばさんにとっちゃ、20年前なんだねぇ・・・・なんて
ははっとごまかしながら思って話聞いてました。



お芝居の内容は、戦前から戦後にかけての下宿で起こる話。
そこに住む人々の生き様をおもしろおかしく描きながらも、
戦争という重い時代に入っていくと急にシリアスになります。

お話を要約するのが苦手なので、こちらをクリック

科学を志す若者の純粋な情熱、それが戦争という時代には原子爆弾というものに
繋がっていってしまったこと・・・。

どこかで似たような話があったような・・・・と思ったら、
今話題の「天使と悪魔」でした。

人間はどんどんと学び、開発し、それが純粋な研究だったとしても、利用する方法が間違ってしまえば凶器になりえてしまう。
「天使と悪魔」は科学と宗教というテーマでしたが、
科学とその扱い方についての線引きはものすごく難しいよなぁと思いました。

今、近くの国で色々と実験をやっていますが、日本だっていつ何時どうなるかわからない怖さを感じています。
武器に対して武器で応えるって、永遠に武器はなくならないけれど、
でも丸腰でただ攻撃されるだけというのも・・・どうなんだろう。

難しい問題です。

お芝居・・・2時間半で長かった
お尻痛かったよぉ






「フォトグラフ」@恵比寿エコー劇場

2008-06-01 | 舞台☆
そこそっこさんご夫妻とJ-produce「フォトグラフ」というお芝居を
観にいきました。

出演者の中にはそこそっこさんの従姉妹さんが。
前も彼女が出ているお芝居を観にいって、すごく面白かったので、
また誘ってもらいました

お芝居は、とてもシリアスなテーマで、難病「脊髄小脳変性症」。
明るくて賑やかな家族の中心だったお母さんが突然発症してしまうところから
お話が始まり、身につまされるような涙あり、賑やかで楽しい
家族の場面あり・・・・・。

結果を言うと、こんなに泣いたお芝居は初めてでした。

客席は年齢層が高く、「ふ~ん」って感じで開演前に見渡してましたが、
幕が開いてどんどん話が進むごとに、自分の涙はポロポロでてくるわ、
周りのだれかれもがハンカチを目に当ててるわ(もちろん男性も)、
小屋が鼻水の音に包まれることもありました。

もうね~、一番私弱いんですよ。
難病というテーマ
自分の身内と重ね合わせちゃうんですよね。

お芝居とはいえ、ドキュメンタリーを見てるみたいでした。
主演の女優さんのお母様が実際にこの病気で亡くなったそうで
あぁ、だからこんなにリアリティがあるんだね。。。。と。

悲しいだけではなく、希望も見えるような、本当にいいお芝居でした。

たった2時間で、たった一つの空間で、一つのテーマを軸にして
沢山の生きていくうえで大切なことを伝えることができる演劇って
すごいな~と、演劇の本質にまで感動してしまって

串揚げ食べて、一杯飲んで、家路について、泣き疲れと久しぶりのアルコールにやられて
気持ちよくバタンキューでした