T.S.D.

Tomorrow will be a
Splendid
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映画「マリーアントワネット」

2007-03-07 | 映画★
中学・高校で大流行した「ベルサイユのバラ」

愛蔵版、私持ってました!!
いつもアンドレが死ぬ場面でウルウルとし、何度も読み返してました。

漫画だけじゃ飽き足らなくて、アニメも見たり(テレビ東京でやってた)、テレビでやってた宝塚の舞台を見たりして、超ベルバラにはまった時期がありました。

だから「マリーアントワネット」と聞いて、ちょっと懐かしくなりました。



・・・というわけで、そこそっこさんと映画館へ。
もうすぐ終わりのせいか、ガラガラの劇場の特等席でみれました。

お話はまさにマリーアントワネットの嫁ぐ時から始まります。
オーストリアからフランスに嫁いだものの、しきたりの多さや宮殿での人間関係・噂話、そして頼りない夫と跡継ぎを産むプレッシャーの中で、どうやって生活していたかというお話。

結果的に浪費が自分の首を絞めることになるのだけど、その浪費の裏にはたくさんのストレスがあったのです。

お話は処刑まではいかず、拘束されるところで終わってます。
ちょっと「あれ?」という感じだったけど。


地位もあり、お金もあるのに、孤独。
そんな一人の女性(とはいえアントワネットがお嫁にいったのは14歳だし、まだ子供・・・・・!)の悲しい人生に同情しました。

以前「産む機械」発言が巷をにぎわせてましたが、まさにその考え方が当たり前の時代があったのですから。もちろん日本だって。

ただ、この映画ではマリーアントワネットが主役なので彼女に同情するけど、他のお話でパリの民衆が主役だったらきっとマリーは悪い人だなーと感じるんでしょうね・・・・・

つまり出来事は一面から見ただけでは判断できないということです。

それにしても、重要な役のはずのフェルゼンがいまいちでびっくりしました。(そこそっこさんと同意見)
私の趣味の顔ではなかった・・・。(結局そこなんだけど)
漫画ではもっと誠実な感じだったのに、ただの遊び人ぽく描かれていたのが不満。

もう一度ベルバラを読みたくなっちゃったな~。