視察２日目、昨夜は雨が窓を叩く音がするほど強く降っていましたが、朝には上がり、青空が広がっていて気温も名古屋は35度近くになりました。午前中は、名古屋市を環状する自動車道路の工事現場を視察し、午後は、昨年５月に用水堰の漏水事故が起こり、農業や工場の給水事業に大きな被害を与えた事故現場と復旧の様子などを見て、その後名古屋県庁を訪問しました。
環状道路の建設現場では、地盤の改良や橋桁の下部工事の難しさ等の説明を受けました。名古屋の市街地の混雑を解消するための環状道路は、東京で言えば、環状七号線や環状8号線に相当するものですと関東出身の担当者が教えてくれました。
また、取水堰の漏水現場では、昭和３０年頃に造られた施設の老朽化が原因だそうですが、戦後の復興で急ピッチで造られた橋や道路、ダムなども耐用年数の限界にきているものが日本中にあると思うと、他人事ではありません。
名古屋県庁で説明を受けた時に出された“あいちの水“という企業局のドリンクがとても可愛かったです。明日もう一日視察をして山口へ帰ります。
