実家の庭や周りの野原には、春の花たちが待ちかねていたかのようにきれいに咲き競っています。昔は、田んぼ一面に咲いていたレンゲも、最近ではほとんど見かけなくなりました。コブシも水仙も、冬枯れ色だった庭を明るく華やいだ雰囲気に変えてくれています。
最近、４０数年ぶりに幼馴染の男性が電話をくれて、東京の家を閉じて実家（柳井市日積）に帰ってきたから、時間があったら家に来て話そうよ！と懐かしそうに話してくれました。彼は、とても勤勉で優秀な人で、ある組織のトップにまで昇りつめたのに、田舎に帰って来るなんて想像もしていませんでしたが、帰ったわけを聞いてみると「もう十分仕事もしたし、晴耕雨読をしたくてね」と答えてくれました。「チェーンソーも草刈り機も使えるようになったよ」と自慢そうに言うので「田舎じゃあ、当り前よ！私も大きなチェーンソー使うのよ」と言ったらびっくりしていました。インテリ紳士が農夫になるまでにはカルチャーショックと闘いながら当分時間がかかりそうです。彼はつい先日、テレビにも長い時間出演していて、外国特派員協会でも流ちょうな英語で堂々と話をしていましたし、今でもzoomでアメリカの大学で講義もしているのだそうです、すごいなあ～～と感心するばかりです。野菜とお米作りは教えてあげられそうです。
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議会報告38号 
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