けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

ユニコーン『イーガジャケジョロ』を聴いてみた

2014-03-29 | 洋・邦楽アルバム

今日は雨です。
昨日までの晴天とはうって変わって、けっこうまとまった雨になっている、3月最後の土曜日です。
昨日の24℃の暑さから一転、グッと気温が下がったので寒く感じます。これで平年並みだそうですけど、気温の変化が大きすぎて困ります...。


さて。
再結成後のユニコーン/UNICORNにとって3作目になる、約2年10ヶ月ぶりになるというニューアルバムである『イーガジャケジョロ』がリリースされたので、早速購入して聴いてみました。


Photo


昔と違って、再結成後のアルバムはそれほど熱心に聴いていないユニコーン。
今回の『イーガジャケジョロ』・・・情報に疎くて、今月に入るまでリリースされるのを知らなかったです。(汗)
でも、こうして新作が出てしまうと、ついつい購入してしまいます。
もう、完全にくされ縁、です、ハイ。(苦笑)

CDをプレーヤーにセット!再生ボタン、ON!
で、最初に聴いて思ったのは「あれれ?」という感じでした。
ノリはいいものの違和感あるし、収録楽曲のとっちらかった感じがどこか落ち着かない。そして、聴いて一発で心に引っ掛かる、グッと来る楽曲もほとんど無かったです・・・。

でも。
何度か聴き込んでいく内に、私が思う“ユニコーンらしさ”を収録楽曲に感じてきて「やっぱ面白いな~!」と思うようになりました。
ストレートな楽曲以外の、ちょっとハメを外した感じの楽曲を聴くと、昔の『服部』や『ケダモノの嵐』の頃のように、充実して好き勝手な事をやっていた頃のユニコーンのようで、そこに魅力を感じるようになり、面白い!やはり、ユニコーンだな~と思えるようになりました。


とにかく楽曲に感じる遊び心が、本当に楽しいです。
これは、再結成後に出した2枚のアルバム(ミニアルバム『ZⅡ』はそれなりに遊び心あった)にはあまり感じられなかったので、昔のユニコーンが好きな私にとっては嬉しかったです。

収録曲の半分ほどのまともに聴こえる?楽曲は、カッコいいものの・・・どこかユニコーンでありながら奥田民生のソロ作のように聴こえてしまうため、ちょっと面白みがなく感じてしまいます。これは、再結成後のアルバムに感じる点なので仕方ないですけど・・・。
しかし、今回は冒頭の3曲、アルバムタイトル曲で川西さん節全開の「イーガジャケジョロ」や、EBIの曲でバッバッバリア~♪という妙なフレーズが耳に残って離れない「夢見た男」、阿部らしい「Boys & Girls」は、それなりに楽しくて良いですし、後半のEBIのプレスリー・スタイルのボーカルが聴ける「お前BABY」を含めて、これらのノリが良くてちょっとハメ外しています感ありの楽曲は、本当に面白いです。(ただし「トキメキーノ」にはさすがに脱力したけど・・・)

今回、個人的に一番ハマったのは「俺のタクシー」という曲!
まぁ、歌詞から実にしょうもない、正に遊び心満載の曲です。(←褒め言葉です)
私の中では、好きなユニコーン=おちゃらけ・面白い曲、という感じなので、最初に聴いた時からハマリました。民生のボーカルと、他のメンバーの東京周辺(だと思う)の地名連呼との対比が面白すぎ。大好きです。

後、民生の「早口カレー」!これは、地味めなんだけどけっこう心に残る曲で、なかなかの好感触な曲でした。民生らしい曲です。

CMタイアップ曲になっていて、TV画面からも一部流れている「あなたが太陽」も、遊び心があって“らしい”です。ただ、個人的には何故か曲に入り込めないですが・・・。
後、中盤の6、7曲の、阿部義晴作の2曲、まともな楽曲「We are All Right」「KEEP ON ROCK’N ROLL」・・・どうもまともすぎて。私、やはり阿部とは相性が悪い気がします。(汗)
テッシーの曲・ボーカルで、阿部のピアノだけで歌う「それだけのこと」は、しっとりして普通に聴けば良いのだけど、私にはちょっと合わない曲でした。(テッシーには、こんなキレイな曲じゃなくてはっちゃげて欲しかったなぁ)

まともな楽曲としては、アルバムのラスト2曲「鳥の特急便」「Feel So Moon」は、まともなユニコーン、ここにあり!という感じで、共にガッチリとしていてカッコよくていいです。
メタル的な重厚・ハードなバッキングに、民生の変わったボーカルが聴ける「ゆとりDEATH」も、一風変わっていてそれなりに良かったです。


アルバム『イーガジャケジョロ』は、再結成後の前2作に比べて、再結成後のプレッシャーから脱して余計な力みが抜けたというか、充実した中決して堅苦しくなく、いい感じにリラックス・まったり気分を味わえるアルバムだと思います。
私は、ハチャメチャ感こそがユニコーン!と思うので、けっこう気に入っていますが、ハチャメチャ感を演出していると言える川西さん、テッシー、EBIが大活躍しているこのアルバムは、ちょっと賛否両論あるかもしれませんね。


50前後のいい歳したオッサン達が作ったとは思えない、色んな意味でパワーを感じます。
再結成前の“ユニコーンらしさ”を求めている方々には、これはある程度満足出来るアルバムになっていると思います。


限定盤に付いているDVD。
毎回楽しみにしていますが、今回もけっこう面白かったです。スタジオでの、メンバーの楽しさが伝わって来るのが良かったです。


久しぶりに音楽記事書いたなぁ。




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