けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「ソイリー」

2012-10-19 | ウイングス

天気は回復、秋晴れが戻って来ました。
日中はそれなりに暖かくて良かったですけど、夕方になり陽が落ちると急激に冷え込み始めました。
今朝はえらく寒かったし...。(やれやれ)



さて。
今回は、記事にするようなネタもないので、毎月恒例となった、困った時のポール・マッカートニー・・・です。(汗)



                                                      

                                                         
Wings_over_america_3


上のジャケ写真は、ポール率いるウイングスの、大成功を収めた1976年全米ツアーを記録したライヴ・アルバム『WINGS OVER AMERICA』です。
LPで3枚組というボリュームにもかかわらず、大ヒット!見事に全米1位を記録しました。
贔屓目無しに、すべてのアーティスト&バンドがリリースしたライヴ・アルバムという括りの中で、間違いなく名盤!に入るアルバムだと思います。
ポールは、1990年代からツアーをするたびにライヴ盤を出していますけど、そのいずれもこの『WINGS OVER AMERICA』の素晴らしさには及びません。
私、このアルバム大好きです。


邦題は『ウイングスU.S.A.ライヴ!!』です。CD化されて2枚組になっています。
しかし・・・これだけの名盤なのに、未だにデジタルリマスター化されていないという、酷い扱いのアルバムです。
現在、廃盤になっているし・・・・。文句の1つでも言いたくなります。
そんな素晴らしいライヴ盤なので、聴き所は満載なんですが、個人的にはライヴ後半の流れが好きです。
そして、大好きなのがアンコールで演奏される、ライヴのクロージング・ナンバーである
「ソイリー/Soily」
です!


これが、ポール流のハードなロック・ナンバーで、とにかく滅茶苦茶カッコいい!
アンコールとは思えない、ポールの疲れを感じさせない迫力あるボーカルに加え、バンドの演奏も力強く一体感あって、ロックの醍醐味を味わう事が出来ます!
曲終わりの、ポールがの「Oh、Yeah!」繰り返し繰り返しの絶叫は、正に鳥肌モノ!
映像としてツアーの様子を記録した映画『ROCK SHOW』で、その演奏シーンがありますが、リッケンバッカーを持ってシャウトするポールは、とんでもなくカッコいいです!
いやぁ、本当にたまりません。


この「ソイリー」、スタジオ録音盤がリリースされていないという、珍しい楽曲です。それなのに、ライヴのアンコール&クロージング・ナンバーに使う、というのは、余程この曲に自信を持っている証しでしょう。
ライヴで知らない曲を演奏されると、ちょっとテンション下がります。現にこのアルバムを初めて聴いた時は、「えっ、知らない曲が最後?」と思ったものです。
しかし、聴いてみて、その凄さ!カッコ良さ!にテンションが下がるどころか、異常に盛り上がったのを覚えています。
「ソイリー」のスタジオ録音盤が無いのは、この“超えられそうもない”ライヴ・ヴァージョンがあるから・・・なんて邪推してしまうぐらい、この演奏は魅力に溢れています。
(スタジオ正規録音したものがあるなら、聴いてみたいですけど)


現在進んでいる、ポールの〈アーカイブ・シリーズ〉のおかげで、正規に観る事が出来るようになった、1974年製作のスタジオ・ライヴの模様を映像に残した『ワン・ハンド・クラッピング』でも、この「ソイリー」を演奏しています。
曲のアレンジ&雰囲気が少々違い、『ウイングスU.S.A.ライヴ!!』を聴き慣れた耳には違和感を感じはしますが、個人的にはそれはそれで決して嫌いではありません。
でも、演奏(ドラマーが違うだけ)もアレンジ的にも、やはり『ウイングスU.S.A.ライヴ!!』の方が良いですね。


現在進行中の〈アーカイヴ・シリーズ〉で、そろそろ登場するとかしないとか。(あくまで噂ですけど)
アルバム同様に、ツアーを記録した映画『ROCK SHOW』共々、リリースを是非とも宜しくお願いいたします、ポール!







                                                      

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