けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「カミング・アップ」

2011-11-13 | ポール・マッカートニー

今日、日曜日は、曇り気味ですが、それなりに過ごしやすい1日。
午後から、どこか出かけようかな?と思案中。


さて。
今回は、月1回のポール・マッカートニーを語る?記事です。(笑)

で、今回は「カミング・アップ/Coming Up」ということで。



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そう言えば、6月に、この『McCARTNEYⅡ』スーパー・デラックス・エディション】購入したのだけど、殆んど聴いていないのに気づいた私。
聴いたのはボーナス・トラックのCD&DVDだけで、最新リマスターされた正規のアルバムCDは、そう言えばまだ一度もプレーヤーに乗っていないです。
これって、一緒に購入した『McCARTNEY』に関しても同じ...。(汗)
何かもったいない気がするけど、どうせ基本ラジカセで聴いているので、リマスターされても音質の違いなんてよくわからないもんなぁ。(と弁明?してみる)


で、「カミング・アップ」です。
1980年発表。これは当時、リアルタイムでよく聴いた曲です。
ポールらしからぬ、時流に乗っかったテクノ風味のサウンドが物珍しかったのでしょうか、本当ラジオでよくオンエアされていてよく聴きました。
後、あのポールが一人何役をこなし、ビートルズ時代の自らをも演じているPVも、そんな話題もあってか、あの当時としてはテレビ番組でよく目にしたのを覚えています。
当時、主夫生活状態のジョン・レノンが、この曲を聴いて音楽活動に復帰しようと思うきっかけになった曲、と言われてもいますね。
ただ「カミング・アップ」・・・好きかと言えば、決してそうではない曲です。(汗)


私。
この『McCARTNEYⅡ』の【スーパー・デラックス・エディション】で楽しみにしていたのが、この「カミング・アップ」のライヴ・ヴァージョンで、シングルB面だった「ライヴ・アット・グラスゴー1979」でした!
米国では、このライヴ・ヴァージョンの方がA面になって、大ヒットしたという、何とも複雑な作品です。
そのライヴ・ヴァージョン、何が好きかと言えば、曲終わりのポールと観客とのやりとり!
観客がポールの名前をコールして、それに合わせてバスドラム?のドドンドドンドン(こんな感じ)という合いの手が入り、最後にポールが何やら答える・・・という、何とも微笑ましい構図。
「いいなぁ、英国のファンは!」と思ったものです。

後に発表された、ベスト盤『オール・ザ・ベスト』の米国盤には、「カミング・アップ」は当然のようにこのライヴ・バージョンが収録されていて、そのCD音源が欲しくて、国内盤に収録されている新曲「ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー」を犠牲にしてまで、米国盤を購入しましたが、その最後のやりとり部分は見事にカットされていて、非常にガッカリした覚えがあります。
今回、この曲が収録されているとわかり期待したのですけど、今回もまた・・・。(涙)


ポールさん、ファンの心情がわかっていない!


と、ちょっと愚痴りたくなります。(苦笑)


「カミング・アップ」は、すでに正規リリース前に、前年のウイングスのライヴで演奏されていて、シングルに収録された他に、『カンボジア難民救済コンサート』でのライヴ音源もあり、聴く度に、スタジオ録音のテクノサウンドよりも、ライヴでの実演の方がカッコいいなぁ!と思いました。
バンドで演奏しているからか、ロック的なサウンドですからね、やっぱり。
ソロになってからのライヴでも取り上げられていますが、個人的にはウイングス時代の演奏が好みです。


上記の理由でちょっとガッカリした、この『McCARTNEYⅡ』の【スーパー・デラックス・エディション】ですが、この「カミング・アップ」のフル・レングス・ヴァージョンというシロモノが収録されていて、それが意外と楽しめました。
簡単に言えば、曲が完成する前のヴァージョンなんですけど、その完成に至る際に編集でカットされた部分が聴けるのが楽しくもあり、その部分もけっこう好きだったりします。
そのため、携帯音楽プレイヤーに入れている「カミング・アップ」は、こっちのフル・レングス・ヴァージョンに入れ替えました。(笑)
他にも「ダーク・ルーム」や「フローズン・ジャパニーズ」といった、個人的に好きな曲のフル・レングス・ヴァージョンも収録されているので、まあそれだけでも購入して良かったかなと思います。
(でも、いくら豪華な装丁、CD・DVD4枚組でも、やっぱり高すぎるよな・・・)


「カミング・アップ」・・・これは、CDよりも、観ていて面白いPVで楽しむのが一番なのかも知れません。
あくまでも、個人的な見解ですけどね。(笑)

 

 

 

 

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