はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

別居生活も5年

2021-11-09 17:13:07 | 日々あれこれ
今日は、終日雨。。しかも寒い(~~;
昨日までの、晴天と、暑いほどの陽気が信じられないほどに。

お天気が、良くなかったり、寒かったりすると、気持ちが、ちょっぴり
ナーバスな方へ行ってしまいがちなのは、私の、良くないところです。

昨日は、相方氏が、在宅勤務の日だったので、家で、
比較的おとなしく過ごしていました。
午後になって、「○時から会議なんよね」というので、
「じゃぁ、その時間に合わせて、買い物に行ってこようかな」と言うと、
「それがいいかもね~」というので、いつもよりは、早めの時間に、
買い物に出発。

最寄のスーパーまでは歩いて5分くらいだけれど、少し大きめのスーパーへは、
歩いて20分くらい(1.8kmくらい?)。
自転車もあるけれど、健康のため、ウォーキングを兼ねて歩いて行くことが多い私。

ちょっと時間的には、余裕があったし、お天気もよかったので、多摩川にかかっている
大師橋を渡って、東京都の方へお散歩してみました。

神奈川県と、東京都の境目は、川の上なのかしらん??
などと思ったりしつつ。
橋を渡ったあたりから、富士山方面を眺めた図。

だいぶ前に来た時には、富士山が見えたんだけどな。。
残念ながら見えなかったのは、雲が出ていたからなのか?
新たな建物ができたせいなのか?・・・は不明です。
また、お天気いい日に、見に来てみようと思いました^^

歩きながら、いろんなことを考えました。(今日もだけど~)
ここでの生活も、10月で丸5年が経過しました。
別居生活を始める時には、長くて3年くらいかなぁなんて、
ぼんやり想像していたのだけれど、既に2年も越えてしまったなんて。

当然のことながら、着実に5年ぶんの年を重ね、、体力的にも、
お互いそのぶん衰え、、離れて暮らしていて、、ホントにいいのかしら??
なんて、過去、何度も何度も考えたことを、また考えてしまう私。

相方氏の言葉を借りれば「考えても仕方のないことを考えるのは、時間の無駄!」
だそうなのだけれど。
けど、年齢とともに、お互いの体力や、体調も変化していくし、、無駄ってことは
ないんじゃないかと思いつつも、やっぱり、、無駄なのかな。

状況を変えるには、相方氏が仕事を辞める か、私が、こっちに来る かしか
ないんでしょうし。。。ね(難)

なぁんて、こんな思考にはまっているのは、明日、三重に戻るから、、
なんでしょうけどね(苦笑)
ちょっと、気持ちが、、後ろ髪引かれてるだけなのだと思います。

昨夜、呑んだいきおいで
「今月末にも来ようと思ってたのに」って言うと、
「来たかったら来ればいいじゃないか」と(苦笑)
だはは。
呑んだ勢いで、告白、、みたいで、我ながら笑ってしまった(爆)

ま、まずは、今月の予定あれこれを、、、頑張らないと~(^-^)♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本「銀の夜」

2021-11-09 16:35:23 | 本・映画・ドラマ
角田光代さんの「銀の夜」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。


女子高時代に少女バンドを組んでメジャーデビューをした三人は35歳となった。
自分の人生に確かなものをつかみたい。生きる手応え、深い充実を求めてあがく女たち。
14年間埋もれていた傑作が、今、私たちの魂を揺さぶる。著者5年ぶりの長編小説。


5年ぶりの、と書かれているが、書かれたのは15年くらい前、VERYという雑誌に連載されたものらしい。
だからかな、登場するシチュエーションは、一昔前のイメージがあって、どことなく懐かしい感じがする。

ま、懐かしい感じがしたのは、それだけではなく、生きることにあがいていた頃の自分の
記憶が思い出されたりしたといういことが大きいようにも思える。

30台半ばの女性3人は、環境も様々だけれど、
過去の華やかな栄光が自分の人生のピークだった、今は、もう終わってる、、と
自分で自分のことが好きになれなかったり、
自分の今の状態が良くないのは、全て母のせいだ、、などと、人のせいにしてみたりと、
今の自分のあり様は、全て自分の行動した結果であるにもかかわらず、
それを、認めることも、受け入れることもできず、嘆いたり、愚痴ってみたりと、、
精神的に幼い感じがし、、読むのをやめようかと思った前半でした。

角田さんの小説に限ってそんなはずない~と、信じて、後半まで一気に読みました。

それぞれ、、、きっかけがあり、滞ってた状態から、一歩を踏み出せ、
将来を思い、すがすがしい気持ちになれる結末だったので、
よかったね、、と、しみじみ感動。

その流れで、自分も30代半ば頃って、、このまま流されるがままに生きてていいのか??
なんて、思い悩んだり、あがいたりした時期だったかもしれないなぁ~~~。
幼いなんて思って、申し訳なかったなぁなんて、思ったのでした。

心に残った言葉は、
『こんな自分でありたいと思った瞬間から、そのイメージに向かって歩き始めている』
みたいな言葉。
そうですよね~。。大抵は、こうありたいと思うイメージがクリアになっていない
時間の方が長い気がするから(私の場合)
イメージがくっきりしてくると、あとは、行動あるのみ!ですもんね。


しかし、角田さんは、自分が書いた小説なのに、久しぶりに家の中で発見された
校正刷りのものを見て、「これ、なんだろう??」ってわからなかったというから、
驚きでした。
作家さんは、たくさん書かれるから、自分で書いたものかどうかも、わからなくなって
しまうものなのかしら~?と。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする