私は長年花粉症に悩み、対策をいろいろ検討してきました。
以前、文旦ジャムが花粉症に効くかもしれないというエントリーを上げたことがあります。
文旦ジャムで花粉症がなおった、らしい 2018年04月26日
じゃばら・ジャムの効果についても書きました。
じゃばら・ジャムを作ってみた:花粉症に効くかな? 2018年11月16日
選択肢は多いほうがいいですから、文旦ジャムが本当に効果があるかどうかを確認するのは有意義だと思います。
そういうわけで、今回、前回とは違う処方で文旦ジャムを作ってみました。
<材料>
文旦 (紅まどか) 1個 1000g
ポッカレモン100 200g (皮が比較的薄い土佐文旦などの場合、不要)
グラニュー糖 400g
<手順>
(1) 水洗して傷んだ部分を取り除き、ヘタを切り落とします:
(2) 種を取り除き、ぶつ切りにしてフードプロセッサーに投入します:
皮と実の切り離しは行いません。(注1)
アク抜きなどは一切行いません。
1回の処理量は1個の文旦の4分の1程度とします。
(3) フードプロセッサーで5分間処理します:
水分が多いほうが処理がスムーズですので、ポッカレモン100を50g程度加えてから処理を開始します。
5分でなめらかなペースト状になります。
(4) 処理済の文旦ペーストをパスタポットに移します:
グラニュー糖を加えて、弱火で加熱しながら、よく混ぜます。
(5) 700mlの保存瓶に移してレンジで加熱します:
上下方向の加熱ムラを軽減するために、金属蓋をかぶせ、下には割り箸を置いて瓶を浮かせます。(注2)
弱で10分間加熱します。
加熱が終わると、すぐに蓋をきつく閉めます。
(6) 出来上がりです:
日時などを記入した付箋を貼ります。
さわやかな味で、多少苦味がありますが、おいしいです。(注3)
ただし、苦味が極端に苦手な方には向きません。
今日からパンに塗って食べます。(注4)
花粉症への効果については順次記載する予定です。
*****************
<注>
(1) 同様の方法で、皮だけをジャムにしましたが、苦味が強すぎて失敗でした。
(2) 保存瓶と金属蓋をあらかじめ加熱・滅菌しておく必要はありません。
(3) 皮の一部に強烈な苦味がありますが、全体を混ぜると苦味が低減するのはちょっと不思議です。
実の中に苦味を抑制する成分が含まれているのでしょうか。
(4) ジャムはパンに塗るのにちょうど良い固さです。離水(水分の分離)はありません。
<2020年2月25日>
花粉の飛散が本格化しています。
朝起きたとき鼻詰まりがひどい日がありますが、
文旦ジャムをパンに塗ってたべるか、
または、お湯を注いでレモンティーのようにして飲むかすると、
およそ20分で鼻詰まりが解消されます。
効力の強さはじゃばらジャムに負けていません。
<2020年3月10日>
3月10日現在、花粉症の症状は出ていません。
文旦ジャムの効果です。
文旦ジャムに効果がある理由について考えてみました。
結論は、ジャバラに含まれる有効成分ナリルチンの類縁化合物ナリンギンが文旦の果皮に含まれているためと考えられます。
両者は結合する糖に違いがありますが、生理活性 (アレルギー抑制作用) は類似しているのではないでしょうか。
ナリンギンは、ナツミカン、文旦、ハッサク、グレープフルーツ等に含まれる苦味成分で、抗酸化作用、血流改善、アレルギー抑制、食欲抑制、生活習慣病の予防などの効果があります。
従来、文旦の果皮が砂糖漬けとして利用されてきましたが、苦味を取り除く必要があり、アク抜きのために何回も煮こぼしを繰り返します。これにより、ナリンギンが流出し、苦味は低減しますが、同時にアレルギー抑制作用も消失します。
上記のように文旦を丸ごとジャムにすることで、ナリンギンが消失せず、強いアレルギー抑制作用が発現すると考えられます。
<2020年4月21日>
今年の花粉症シーズンが終わりました。
ほぼ無事でした。
文旦ジャムのおかげであることは明らかです。
私一人だけの症例ですが、20年以上に渡って花粉症に苦しんできた経験から言わせてもらえば、
文旦ジャムの有効性は証明されたと考えられます。
以前、文旦ジャムが花粉症に効くかもしれないというエントリーを上げたことがあります。
文旦ジャムで花粉症がなおった、らしい 2018年04月26日
じゃばら・ジャムの効果についても書きました。
じゃばら・ジャムを作ってみた:花粉症に効くかな? 2018年11月16日
選択肢は多いほうがいいですから、文旦ジャムが本当に効果があるかどうかを確認するのは有意義だと思います。
そういうわけで、今回、前回とは違う処方で文旦ジャムを作ってみました。
<材料>
文旦 (紅まどか) 1個 1000g
ポッカレモン100 200g (皮が比較的薄い土佐文旦などの場合、不要)
グラニュー糖 400g
<手順>
(1) 水洗して傷んだ部分を取り除き、ヘタを切り落とします:
(2) 種を取り除き、ぶつ切りにしてフードプロセッサーに投入します:
皮と実の切り離しは行いません。(注1)
アク抜きなどは一切行いません。
1回の処理量は1個の文旦の4分の1程度とします。
(3) フードプロセッサーで5分間処理します:
水分が多いほうが処理がスムーズですので、ポッカレモン100を50g程度加えてから処理を開始します。
5分でなめらかなペースト状になります。
(4) 処理済の文旦ペーストをパスタポットに移します:
グラニュー糖を加えて、弱火で加熱しながら、よく混ぜます。
(5) 700mlの保存瓶に移してレンジで加熱します:
上下方向の加熱ムラを軽減するために、金属蓋をかぶせ、下には割り箸を置いて瓶を浮かせます。(注2)
弱で10分間加熱します。
加熱が終わると、すぐに蓋をきつく閉めます。
(6) 出来上がりです:
日時などを記入した付箋を貼ります。
さわやかな味で、多少苦味がありますが、おいしいです。(注3)
ただし、苦味が極端に苦手な方には向きません。
今日からパンに塗って食べます。(注4)
花粉症への効果については順次記載する予定です。
*****************
<注>
(1) 同様の方法で、皮だけをジャムにしましたが、苦味が強すぎて失敗でした。
(2) 保存瓶と金属蓋をあらかじめ加熱・滅菌しておく必要はありません。
(3) 皮の一部に強烈な苦味がありますが、全体を混ぜると苦味が低減するのはちょっと不思議です。
実の中に苦味を抑制する成分が含まれているのでしょうか。
(4) ジャムはパンに塗るのにちょうど良い固さです。離水(水分の分離)はありません。
<2020年2月25日>
花粉の飛散が本格化しています。
朝起きたとき鼻詰まりがひどい日がありますが、
文旦ジャムをパンに塗ってたべるか、
または、お湯を注いでレモンティーのようにして飲むかすると、
およそ20分で鼻詰まりが解消されます。
効力の強さはじゃばらジャムに負けていません。
<2020年3月10日>
3月10日現在、花粉症の症状は出ていません。
文旦ジャムの効果です。
文旦ジャムに効果がある理由について考えてみました。
結論は、ジャバラに含まれる有効成分ナリルチンの類縁化合物ナリンギンが文旦の果皮に含まれているためと考えられます。
両者は結合する糖に違いがありますが、生理活性 (アレルギー抑制作用) は類似しているのではないでしょうか。
ナリンギンは、ナツミカン、文旦、ハッサク、グレープフルーツ等に含まれる苦味成分で、抗酸化作用、血流改善、アレルギー抑制、食欲抑制、生活習慣病の予防などの効果があります。
従来、文旦の果皮が砂糖漬けとして利用されてきましたが、苦味を取り除く必要があり、アク抜きのために何回も煮こぼしを繰り返します。これにより、ナリンギンが流出し、苦味は低減しますが、同時にアレルギー抑制作用も消失します。
上記のように文旦を丸ごとジャムにすることで、ナリンギンが消失せず、強いアレルギー抑制作用が発現すると考えられます。
<2020年4月21日>
今年の花粉症シーズンが終わりました。
ほぼ無事でした。
文旦ジャムのおかげであることは明らかです。
私一人だけの症例ですが、20年以上に渡って花粉症に苦しんできた経験から言わせてもらえば、
文旦ジャムの有効性は証明されたと考えられます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます