最近帰路を共にする女性がいる。
中国語担当の方で、僕より年長だから「乙女」とは呼び難いが、楽しくご一緒させていただいている。
その理由はこの方とは気功の話ができるからだ。
数々の職場でも「気功」の話をすると笑われる。
笑われるだけでなく、せせら笑う。
それだけならまだましで、「こいつそういうやつだったのか?」とまじまじと僕をみつめ、その後は距離を置かれることもある。
だから僕としてはあまり口に出さないように気をつけてきた。
が、その方は中国語担当だから、本人はともかく、気功に携わっているひとに知己が多い。
そのため気の存在に違和感がなく、TVドラマの話をするように気の話をする。
実際、微力ながら治療もしてさしあげた。
語学屋の商売柄喉を痛めることがあるが、この女性も喉がかなり弱くなっている。
気功は粘膜系にはめっぽう強いので、ほんの30秒ほど真剣にやれば、一気に症状が改善する。
そのためか気の存在に違和感がないどころかその存在に対する疑念をかなり減じることができたと思っている(違和感がなかったからといってその存在を十全に確信していたわけではなかったから)。
更に遠隔もやってみせた。
気功は物理的な距離に制限がないから、ロンドンにいようがブエノスアイレスにいようが、おそらく火星にいてもその効能に変わりはない。
その女性も遠隔操作による気功の存在を少なくとも今ではそれほど不思議なものだとは思っていないと思う。
俄然気功の話が盛り上がる。
なにせ僕としては一番したい話ができるわけだからだ。
以前も書いたように僕は自己流なので日々実験を重ねているようなものだから、その結果を話せるのは楽しいどころかとっても貴重で、更なる実験の糧になる。
だから「秘奥義」の話もした。
というのも最近ちょっとした問題が起きていた。
母の持病である心臓がかなり悪質に暴れ始め、気丈な母が「来るべきときが来た」とメールをよこした。
秘奥義を使った。
もっともそれは現段階の僕にとっての秘奥義であってもっと上級者であれば当たり前の術だろう。
それは、気を送ったり作ったりするのではなく、自身が気化して、相手の肉体に入り、病状をコピーして出てくる、というものだ。
三日後母は嘘のように全快したとメールを送ってきたが、当然その病、弁膜症は僕に巣食った。
今度は僕がそれを吐き出さなければならなくなった。
が、心臓部分に鈍痛が続き、身体の右足に邪気がたまり始めた(僕の場合交通事故の影響で右足が弱いからだと思う)。
浄化を続けたが、よくなったものの完全に抜け切らなかった。
そこで、以下の林のようなタラの芽を頂いた。
すべて春一番の新芽で生命力の結晶といっていい。
食した数時間後、僕は倒れた。
身体中の主要経穴から僕にははっきりと聞こえたのだが、暴風のように気が発散した。
これまでこれほど大量の気感は感じたことがなかった。
無理矢理丹田に封じ込めることはできたが、意識しないと、怒涛のように噴出す。
その日は風呂も入らずにそのまま眠ったが、翌朝僕も全快していた。
なんて話ができるのは現在彼女だけだ。
中国語担当の方で、僕より年長だから「乙女」とは呼び難いが、楽しくご一緒させていただいている。
その理由はこの方とは気功の話ができるからだ。
数々の職場でも「気功」の話をすると笑われる。
笑われるだけでなく、せせら笑う。
それだけならまだましで、「こいつそういうやつだったのか?」とまじまじと僕をみつめ、その後は距離を置かれることもある。
だから僕としてはあまり口に出さないように気をつけてきた。
が、その方は中国語担当だから、本人はともかく、気功に携わっているひとに知己が多い。
そのため気の存在に違和感がなく、TVドラマの話をするように気の話をする。
実際、微力ながら治療もしてさしあげた。
語学屋の商売柄喉を痛めることがあるが、この女性も喉がかなり弱くなっている。
気功は粘膜系にはめっぽう強いので、ほんの30秒ほど真剣にやれば、一気に症状が改善する。
そのためか気の存在に違和感がないどころかその存在に対する疑念をかなり減じることができたと思っている(違和感がなかったからといってその存在を十全に確信していたわけではなかったから)。
更に遠隔もやってみせた。
気功は物理的な距離に制限がないから、ロンドンにいようがブエノスアイレスにいようが、おそらく火星にいてもその効能に変わりはない。
その女性も遠隔操作による気功の存在を少なくとも今ではそれほど不思議なものだとは思っていないと思う。
俄然気功の話が盛り上がる。
なにせ僕としては一番したい話ができるわけだからだ。
以前も書いたように僕は自己流なので日々実験を重ねているようなものだから、その結果を話せるのは楽しいどころかとっても貴重で、更なる実験の糧になる。
だから「秘奥義」の話もした。
というのも最近ちょっとした問題が起きていた。
母の持病である心臓がかなり悪質に暴れ始め、気丈な母が「来るべきときが来た」とメールをよこした。
秘奥義を使った。
もっともそれは現段階の僕にとっての秘奥義であってもっと上級者であれば当たり前の術だろう。
それは、気を送ったり作ったりするのではなく、自身が気化して、相手の肉体に入り、病状をコピーして出てくる、というものだ。
三日後母は嘘のように全快したとメールを送ってきたが、当然その病、弁膜症は僕に巣食った。
今度は僕がそれを吐き出さなければならなくなった。
が、心臓部分に鈍痛が続き、身体の右足に邪気がたまり始めた(僕の場合交通事故の影響で右足が弱いからだと思う)。
浄化を続けたが、よくなったものの完全に抜け切らなかった。
そこで、以下の林のようなタラの芽を頂いた。
すべて春一番の新芽で生命力の結晶といっていい。
食した数時間後、僕は倒れた。
身体中の主要経穴から僕にははっきりと聞こえたのだが、暴風のように気が発散した。
これまでこれほど大量の気感は感じたことがなかった。
無理矢理丹田に封じ込めることはできたが、意識しないと、怒涛のように噴出す。
その日は風呂も入らずにそのまま眠ったが、翌朝僕も全快していた。
なんて話ができるのは現在彼女だけだ。