雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

疑心暗鬼

2007-07-19 12:01:06 | 時事
段ボール肉まんはやらせ 中国TVが謝罪(共同通信) - goo ニュース

この報道自体、Washingtonpost のこの記事をみると、信じられなくなる。

同記事によると、来年のオリンピックに向けて中国のメディアの自由は確証されているはずだが、一方で中国政府は引き締めをはかっているらしい。

2週間前のことだが、AIDSや 一人っ子政策に関係する騒動をはじめとする微妙な問題を取り上げる the China Development Brief(1995年から英語で、中国語では2001年より)が廃刊となった。

同記事によると、ここは、「中国社会の正確で公正で包括的な情報を与える唯一の機関」でありつつ、中国政府ともよい関係だったらしい。

The Beijing Statistics Bureau によると、許可されない情報収集に携わったため、閉鎖されたということである(=犯罪らしい)。

更に中国政府は、Minjianという中国市民社会の問題を扱う出版物(中国語のみ)も差し止め、8人のジャーナリストが解雇されたらしい(この情報についてWashingtonの中国大使館は回答しないらしい)。

それから出版社だけでなく、批評家や活動家にも管理が及んでいる。

先週は、Dr. Jiang Yanyong が、アメリカで人権活動家として認められ、a human rights awardを受け取りに、合衆国行くことになっていたが、その申し出が却下された。Dr. Jiangはいわずとしれた、SARS隠蔽を暴露したり、天安門事件についても率直に意見を述べてきたひとである。

こうなってくるとどっちがホントかわからない。やだね、疑いが疑いを呼んで。

こんな問題は、ロシアでも(Washingtonpost)。

伝統ある、the Russian Academy of Sciencesが政府のコントロール下に置かれようとしているらしい。

さて、昼休み。。。

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