雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

40

2006-10-07 23:20:23 | 音楽
ダニエル・ハーディング指揮(マーラー・チェンバース・オーケストラ)のコンサートに行った。

曲目は、モーツァルトの交響曲39、40、41番。

告白すると、40番より39と41の方が好きで、よく「モーツァルトがわかってない」といわれる。

そうなのかもしれない。

ただ40番を聴くといつも、なんか演奏の仕方が間違ってる、と思ってしまう。

特に冒頭にそう思う。

何か根本的な解釈の転換が必要なんじゃと、庶民の僕は思ってきた。

許せるのがワルター(NYP)とブロムシュテットだが、なぜ許せるのかわからない。

そんな不満と疑問がないまぜになった気持ちを同世代のハーディングがなんとかしてくれるんじゃないか、と期待したが解決できなかった。

ハーディングの40番は、39と41同様のスタイルでやった。冒頭だけは面白い気がしたが、トータルでみてバランスがとれていないように感じた(39と41は良かった)。

ほかにブラームスの4番、ブルックナーの8番にもこんな気持ちがある。もっといい演奏ができる、と思ってしまう。。。

取り敢えずワルターが40番を安心して指揮できるようになったのが40才だったから、そのときまで待たなければいけないのだろうか(根拠はないが)。

40といえば、永井路子と司馬さんの対談で、40まで沈黙していて突如出てくる男の方がすごい、というのがあった。

とにかくまだ時間はある。

追伸:米最高峰「ジャズマスターズ賞」を日本人ピアニストが初受賞(サンケイスポーツ) - goo ニュース

やっぱりという感じですね。先日12月7日(サントリーホール)で秋吉さんがやるから仕事そっちのけで、9月30日(チケット販売開始日)に電話しまくろうと思っていたんですが、最近秋吉さんのチケット売れないという評判もあって仕事が終わってからでも大丈夫だろとタカをくくっていたら案の定とれなかった。その矢先のニュースだけに複雑なニュース。


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