雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

倭と日本

2005-04-29 15:47:27 | 歴史
日本国の以前の名前、「倭」は、「シタガウ」という語源を持つ。中国も朝鮮も、この字に表されている両面、部下としての有能さと、リーダーにはなれない器の小ささを我が日本に認めていたらしい。

この判断は、きわめて妥当といえる。結局現在日本が抱えている問題は、拉致問題にせよ、歴史問題にせよ、アメリカに追従することでしか解決されそうにない。第二次世界大戦のときも、反省材料として日英同盟の破棄と国際連盟の脱退が大きいが、結局追従するしか能がないのである(いいきっちゃう)。

そういえば倭寇が単なる小規模な海賊ではなく、南アジアまで席巻するようになったのも、首領に中国人の王なんとかがついてから。首領と、その手先として働く倭人の力がなくてはそこまでにはならなかった。

しかし大化の改新や百済が負けたあと、我々の祖先は、「日本」と名を改めた。中国や朝鮮に対して、しっかりとした一線を画し、確固たる国、日本の国際意識を示すためのものだ。平城京(708)をつくり、古事記(710)をつくり、そして日本書紀(712)は中国人が読めるように漢文で書いた。当時の天皇の気まぐれだったかもしれないが、これはこれで remarkable だった。

とはいえ、我々の内実は、倭そのものであることに変わりない。BBCの分析では、日中が今ぶつかっているのは、Power balanceのナンタラカンタラとあるが、片腹痛い。日本にそんな意図はない。ただ「シタガウ」相手を作り出してしまっただけのことである。

そこで僕が提案したいのは、それなら「倭ぶり」をみせてやろうではないか、である。二番手というのは誰もが演じきれる役どころではない(韓国や中国では絶対無理:これもいいきっちゃう)。あくまでアメリカ支持を貫こうっ(その点だけは小泉さんを評価している)。これさえあれば今のところは、中韓には、普通に反応しさえすればいいことになる。

中韓は、今あせっている(と僕はみる)。先日中国が靖国参拝の件でまた嘘をいったが、韓国も日本とほかの帝国主義国との違いをさがして何とか日本だけを悪者にしようと苦心している(朝鮮日報では、日本の占領下では他国の植民地化と違って言語まで奪ったとしている、確か19世紀まで漢字を使い続けてきたと思ったが)。これらは焦慮の顕れだ。これらに対して政府だけでなく、我々も声を大にして、答えていけばいい。そのついでに、日本の謝罪回数、日本のODAの貢献とインフラ整備の功績、そして中・韓国の嘘八百をどんどん暴露していこう。

PS:ただし言い過ぎるのはよくない。今回の福知山線での事故でもわかるように天災ではなく人災に人間は厳しい。いわれたことにだけに応えつつ、少しずついいたいことを付け加え、発言の量を増やそう。

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