成田から、中東のアブ・ダビ経由で英国に帰国しました。
アブ・ダビまで12時間、さらにヨーロッパの主要都市まで7,8時間の南回りの長いルートです。
ヨーロッパと極東を結ぶシベリアの上空を横断する最短飛行距離(12時間前後)のフライトはロシアとの紛争のため、多くの航空会社が避けているようです。
(ただし、私はマンチェスターから成田までシベリアまわりの最短距離航路でいけました。永世中立国スイス国籍の旅客機が予約できたものですから!)
成田からエティハド航空に搭乗する乗客の多くは外国人と見受けました。
もちろん成田空港内は日本のあらゆる場所と全く同じですべての人がマスクを着用していました。
出発ゲートに集合した(ヨーロッパが最終目的地と思われる)日本人搭乗客をぼおっと見ていると、メガネをかけた女性が多いことに気が付きました。
そういえば、日本人女性のフライト中のメガネ着用率はいつでも傑出して高いように思えます。
長い飛行時間中、コンタクトレンズを気にせずにしっかり眠るためのメガネ着用ですよね。
メガネをかけた日本人女性はどこでもあまり見かけないものです。日本ではコンタクトレンズがかなり昔から普及しているからですよね。
余談ですが...私がマンチェスターに留学していた30年以上前、「メガネをかけているかどうか」が日本人と中国人を見分ける決め手でした。当時、中国人と言えばほぼすべてが香港からの留学生。オシャレな服装の経済的に恵まれた香港の若者にも当時はまだコンタクトレンズはまったく普及していなかったようでした。
長距離飛行の旅客機に乗り込む日本人女性はパンデミック前から申し合わせたようにマスクを着用しています。これも寝ている間の乾燥から口の中を守る工夫でしょう。
マスクとメガネと...それに加えて今回、男女問わずリュックサックを背中ではなく胸にかけた人を多く見かけました。
「日本固有の習慣のこれで見納めかも」という感慨が強くわきました。
電車の中でリュックサックを前にかけるのは、近頃定着した日本特有の「エチケット」のようですね。目の届かない背中にかさばる荷物は周りに迷惑という心使いなのはよくわかるのですが...見慣れないと異様です。おそらく日本でしか見かけない習慣ですから。
みんながやるから心使いの「形」として定着したのでしょう。(リュックサックを手に提げてはいけない.のかな?)
出発ゲート前の待合室ですでにネックピローを首に装着している日本人もたくさん見かけました。席につき次第、体力温存のための休息をとれるよう準備万端の段取りのよさも日本人らしいですね。
日本を離れる前に窓から富士山が見えました。
アラブ系航空会社、エティハド航空の座席前のスクリーンには常にメッカの方向を記す矢印が付いていました。
数種類の進路の地図映像にもいつも「メッカ→」マークがついてきました。なんて気が利いてるんでしょう!(私には無用の情報ですが)
何度も供された機内食の選択が「ベジタリアンかチキン」のみでした!
「ベジタリアン」は、トマト味のべちょべちょしたパスタかオムレツ、私が試してみた「チキン」はカレー味の煮込み料理でした。
ベジタリアンの夫と食事の出る長距離フライトを利用する際、夫がベジタリアン料理を食べられるよういつも手配してもらいます。さっすがアラブの航空会社ならではの、口にできる食肉の選択肢が限られているイスラム教徒の食生活に適応する心配り!ベジタリアン食も予約なしで機内で選択できるようになっています。チキンはもちろん、血抜きをされて祝福された「ハラル・チキン」でしょう。アルコール摂取もご法度です。ビールもワインも出てきません。
中継地、アブ・ダビのラクダ(またがって記念撮影をしてもオッケーなようでした)と...
空港内の通路に露店のように店を張っている純金製品店。
深夜だったせいか、世界中どこにでもある免税デザイナーブランド品店とショボいサンドイッチ・スタンド以外、ほとんど全部の店が閉まっていました。
英国でチェーン展開している文具店と薬局を見つけたのにはちょっと驚きました(いずれも閉まっていましたが)
中近東の人は用足しの後、紙で拭かないとは聞いていましたが...まさか空港のトイレに水洗い用のホースがあるとは。
(トイレットペーパーもありました)
床に長方形の穴が開いた「和式」のようなトイレもありました。前の覆いはありません。
テルテル坊主のような長いブーカをかぶったイスラム教徒の女性がトイレの床にしゃがむのは何だか汚いような...
成田からいっしょに搭乗してきた日本人やそのほかの国籍の乗客とははなればなれになり、マンチェスターへの乗り継ぎゲートあたりに来るともう、マスクをしている人は皆無です。
マンチェスター行きの出発ゲートがあくまで待合室に入れてもらえず、座れるところがほとんどない不親切な空港でしたっ!
青々とした手入れの行き届いた観葉植物がたくさん植えられていましたが...
英語の注意書きがちょっと変。
PLANET(地球)じゃなくって、ずばり PLANT(植物)なんですよね...?納得。決まり文句のKEEP OUR PLANET...のもじりでしょうか。
アブ・ダビからマンチェスターまでの約8時間のフライトは、座席周りの空間に比較的余裕のある小さめの旅客機で、しかも私が座った4人並びの席を2人で使えて快適でした。
通路を何回も行き来して運動に努めました。
青白くほの明るく発光し続ける、席を離れた時の目印の、前の席のハゲ頭。
マンチェスター行きの乗客の多くが懐かしい強い南アジア/マンチェスター訛りの英語を話す南アジア(インド、パキスタン)系の英国人でした。
早朝に到着したマンチェスター空港で、荷物が出てくるのをまつアブ・ダビからいっしょだった乗客の一群です。
300人ほどの搭乗客のうちただ1人、空港でマスクをしていた白人女性が写っています。
極東から欧州への飛行では時差ボケの影響は少ないと言われます。時差は8~9時間、「余分にもらえる」からだと考えていいのでしょうか。
反対に欧州から極東へ飛行すると同じ時間、失ってしまうので酷い時差ボケに見舞われる人が多いらしいのですが。
飛行機の中で寝られないたちの私は、時差ボケではなく、とにかく長時間座り続けてしかも不眠で...疲れました。到着後、観光や仕事で活動しなければならないわけではなく、ダラダラ過ごせるいいご身分なものですから、休息して何とか復調しました。
発熱したのは(一時コロナを疑いましたが)ただの疲れと気候の急変のためでしょう。
パソコンを開く 楽しみが 戻って来ました
有り難う ございます
2。元気で お若くて 良いですね
僕は新幹線の4時間 広島ー東京ですら
疲れて しまいます
3。知らない事を 何時も 教えて頂き
深謝
自国の 貨幣を信じないのでしょうね
石油から 何となく 貰ってるから
トイレ見て笑いました
水で 洗う のが
何よりの贅沢なのでしょうね
コーランを唱えて 砂漠に 居座ったから
現在の 幸福が 有るので
感謝して 当然なのでは
それが TV画面の ←かも