昨日までの3日間はカラッと空気が乾いた晴天でした。
再興気温は22℃、過ごしやすい適温ですが日差しが肌にヒリヒリしました。
気温が高くなくても晴れた夏の日であれば、英国人はできるだけ肌を紫外線にさらそうと露出過多の「南国の休日」のようないでたち(ショーツや肩出しチューブトップなど)で屋外を闊歩します。
庭のパティオで夫の髪を切りました。
ティブの毛の白い部分に落ちた毛の色はブチの部分の濃いグレーと同じ色で(あーちょっと違うか)新しい柄を作り出していました(とまで言い切るのは無理がありますね)
パティオの古びた敷石のシミとも同色で、フワフワ落ちた短い毛の房が床とも完全にカモフラージュしています。
2020年コロナウィルス感染拡大阻止のためのロックダウンが始まってから理容院に行かずに自分で髪を切る男性が増えています。
頭頂が薄くなって(うちの夫もそうです)ツルっと剃り上げるようになった人もとても多いようです。
ロックダウンで理容院が長期にわたり閉まっていたのも確かに理由の一つですが、うちでは私が夫の毛が短くなりすぎるのが気に入らず、(20年来ずっと何も言わなかったのですが)私が好みのスタイルに切ることにしたのです。
毛先が巻き上がるくせ毛ですのでヘタに切ってもそれほど悪目立ちしません。
夫はティーンエイジャーのころから40年以上も、クリクリくせ毛の英国人男性の定番短髪スタイルらしい「ブルータス・カット」にしていました。加齢で精悍さを紛失し、しかも禿げて来るとなんだか悲しい感じです。白髪が増えてから巻きも度合いが落ちてきていますし。
全体を少し長めに残して後ろに流すようにする素人カットの今の髪形のほうが年齢に応じた落ち着きがあります。
ついでです。短躯、短足の母ネコ、リヴィア。
ローマ史に出てくる男性はみんな同じような髪形です。(日本の学校の美術室にあった石膏像の記憶)
一番知られた名前だというだけかも。
ブルータスは悪い奴だと 思ってました
義経 刈りなら 良いけと
清盛 刈りじゃ うけないかと