ストックポートのタウンセンターで、またまた見かけたイングリッシュ・ブルドッグ!
(一週間以上前の写真です)
たしかに以前、何回も「イングリッシュ・ブルドッグを見かけることはめったにない」と書きました。
私の大好きな、イングリッシュ・ブルドッグ、名前の通り英国を代表する犬種です。ガニガニした脚、ダルダルしたほっぺたのみならず全身の皮膚!たまりません。
ここ最近までめったに見ることがなかったのは事実です。
それがたぶん、パンデミックが始まってからでしょうか、あちこちにいるいる!
この後にも、クルマを運転していた時に2回、歩道を歩いているイングリッシュ・ブルドッグを見かけたのです。
今まではみかけるたびに大喜びで写真を撮って大張り切りでストックポート日報に載せていた私です。
もうそんなに珍しくないということが分りました!
それにしてもイングリッシュ・ブルドックの記事が何だかたまってきちゃったような...
たしかに、若いイヌが多いですね、しかも私が見かけて声をかけたイングリッシュ・ブルドッグはなぜかすべてオス!
このディーゼルはもうすぐ1歳になるという青年イヌでした。
やっぱり落ち着きがありません。
と言ってもじっと静止していないだけでとびかかってきたり顔をなめようとぐいぐい来たりするほど活動的ではありません。
写真の輪郭が甘いのはピンボケではなく被写体が動くからです。
飼い主は、(ああよかった)自分の可愛いイヌが他人の関心の的になるのがうれしくてたまらないよくあるタイプのお母さんと娘でした。
イングリッシュ・ブルドッグの毛色で、このファーン fawn は貴重なのだと自慢されました。
ファーンというのは日本でいう「キツネ色」ですね。
ホットケーキやどら焼きのように卵と重曹を混ぜて溶いた小麦粉をふんわり焼いたお菓子のおいしそ~な焼き色を表現する色です。
(実際のキツネはもっとオレンジっぽいのですが!)
イヌの毛色を表現する時によく使う色名です。
イヌの毛色以外を表現する時、ファッション業界などではたぶんライト・タン light tan (薄い色に染めた革)とでもいうのでは?
私の好きな暖かいやさし気な色です。
人口の半分ぐらいの人が現在着ている、似たような黒のナイロンのキルティング・コートを着た飼い主親子は髪形も同じ。
顔立ちもそっくりで一目で親子とわかりました。
髪を黒く染めた20代後半くらいに見える、娘の飼いイヌのようです。
おばあちゃんと娘と孫息子といった感じの似合いのトリオでお買い物中でした。
イヌ連れのショッピングには2人以上連れ立って出かけないとダメですね。
お店の中には介助犬以外のイヌを連れて入ることはできないものですから、誰か1人犬と一緒に外で待っていなければならないはずです。
どうやら今、人気の犬種らしい(!)イングリッシュ・ブルドッグを外につないで待たせておくと誰かに盗まれそうです。
もと闘犬のいかつい顔立ちに似合わず気がよくマヌケっぽいこの犬種、おいしそうなソーセージでもちらつかせて誘惑すれば簡単に誘拐できそうです。
人気の犬種のイヌを盗んで誰かに売る犯罪がとても多いらしいのですが、それとは別にお金持ちの飼い主のイヌを狙って身代金を要求するケースも増えてきているそうです。
珍しいらしいファーン色のディーゼルくんの飼い主は見たところお金持ちには見えません。
やっぱり労働者階級風の話しぶりと見かけでした。
「このファーン fawn は貴重な」 と言われて
新しい知らない単語だ 実生活はちがうな と
思いました
辞書を引けば 確かに書いてありますが
紙と鉛筆では 記憶に残りません
目の前で動いているから
単語も生きて来るのでしょうね
色の名前などは物知りのうちの夫もあまり知りません。私は英国で美術学校(それもテキスタイル学科)に行ったので英語の色の名前を無駄に知っている方ですが必要がなければ、使わないのでおぼえなかったはずです。